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ホイールの抵抗を調整できる「FPS向け」ワイヤードマウス「Razer Basilisk」,11月25日に国内発売
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印刷2017/11/17 11:00

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ホイールの抵抗を調整できる「FPS向け」ワイヤードマウス「Razer Basilisk」,11月25日に国内発売

 2017年11月17日,Razerは,光学センサー搭載の新型ワイヤードマウス「Razer Basilisk」(レイザー バシリスク,以下 Basilisk)を11月25日に国内発売すると発表した。税別の価格は8800円なので,単純計算した税込価格は9504円となる。
 FPSゲーマー向けという位置づけのBasiliskは,世界市場だと8月に発表された製品だ。本体底面にあるダイヤルでスクロールホイール回転時の抵抗を調整する機能と,前後2連の左サイドボタンとは別に,交換可能なもう1つのボタン「DPI clutch」を備えるのが特徴の右手用モデルとなっている。

Basilisk。左サイドボタンの下側に見えるパドルのようなものが,追加ボタンのDPI clutchだ
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 Basiliskについては,製品発表直後に行われたドイツのイベントで実機を触ったレポート記事を掲載しているので,詳しくはそちらを参照してもらうとして,ここでは簡単に説明していこう。
 「スクロールホイールの抵抗を調整する機能」だが,これは,本体底面側にある小さなダイヤルを動かすことで,抵抗を大きくしたり小さくしたりできるというもの。抵抗をゼロにするのではなく,しっかりした抵抗感からごく軽い抵抗感からまでの範囲をアナログに切り換えるものなので,回転に特定の武器選択を割り当てるような人は重宝するかもしれない。

本体底面側で,ちょうどスクロールホイールの真下あたりにあるダイヤルがスクロールホイールの抵抗調整用だ。[+]側に動かすと抵抗が大きく,[−]側に動かすと抵抗が小さくなるというアナログな仕組みである
画像集 No.006のサムネイル画像 / ホイールの抵抗を調整できる「FPS向け」ワイヤードマウス「Razer Basilisk」,11月25日に国内発売

 もう1つのDPI clutchは,要するにいわゆるスナイパーモード用ボタンだ。押している間だけセンサーの感度を下げるとか,押すごとにセンサーの感度を上げ下げするとかいうアレである。いかにも「FPSゲーマー向けマウス」っぽい仕様だとは言えるだろう。
 ただ,プロゲーマーがこの手のボタンを使うことはまずないためか,標準の長いボタンとは別に,あまり邪魔にならないであろう小さなボタンと,そもそもDPI clutchを無効化するためのカバーも,製品ボックスには付属している。付け加えると,DPI clutchの機能は統合ソフトウェア「Razer Synapse」からカスタマイズできるので,「どう使うか」は事実上,ユーザーに委ねられていると言っていい。

Basiliskに付属する3つの交換パーツ(左)。左から長いボタン,短いボタン,ボタンを無効化するカバーの並び。右写真はBasiliskから長いボタンを外したところである。ボタンのスイッチ自体はマウス内部にあり,ボタン裏側にある細い棒で押す仕組みだ
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 搭載するセンサーは,最近のRazer製光学式マウスにおいて定番となりつつある「5G true 16,000 DPI optical sensor」(=PixArt Imaging製「PMW3389DM」)。トラッキング速度は最大450IPS,最大加速度は50Gで,このあたりのスペックは,同センサーを採用する「Razer DeathAdder Elite」などと変わらない。
 ボタン構成は,左右メインボタンとセンタークリック付きスクロールホイールに加えて,ホイール手前×2,左サイド×2,そしてDPI clutch×1になっている。

本体を真上(左)および左側面(右)から見たイメージ。MMOゲーマー向けモデル以外でRazerがマウスに大きなスカートを用意するのはけっこう珍しい
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 FPS向けと謳われてはいるものの,どちらかといえば「FPS向けの要素を持った,汎用の右手用ワイヤードマウス」といった風情なので,Razer製右手用マウスのバリエーションモデルとして,ハイスペックな光学式ワイヤードマウスを求める人には,選択肢の1つになるのではなかろうか。

●Razer Basiliskの主なスペック
  • 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
  • 搭載センサー:「5G true 16,000 DPI optical sensor」(※おそらくPixArt Imaging製のRazer向けカスタムモデル「PMW3389DM」)
  • ボタン:左右メイン,センタークリック付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×2,DPI clutch×1(※左右メインボタン用には独自スイッチ「Razer Mechanical Mouse Switch」搭載)
  • トラッキング速度:最大450IPS
  • 最大加速度:最大50G
  • フレームレート:未公開
  • 画像処理能力:未公開
  • トラッキング解像度:最大16000 DPI
  • USBレポートレート(ポーリングレート):1000Hz
  • オンボードフラッシュメモリ:内蔵
  • データ転送フォーマット:未公開
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • LEDイルミネーション:搭載(※約1677万色から選択可能。「Razer Chroma」対応)
  • 公称本体サイズ:75(W)×124(D)×43(H)mm
  • 公称本体重量:107g(※ケーブル含まず)
  • マウスソール素材:未公開
  • ケーブル長:未公開
  • 対応OS:未公開
  • 発売予定時期:2017年11月25日
  • 価格:8800円(税別)
  • 保証期間:2年間

 また同時にRazerは,一般消費者向けのBluetooth接続型ワイヤレスマウス「Razer Atheris」(レイザー アセリス,以下 Atheris)を11月25日に国内発売することも発表している。光学センサーを搭載するコンパクトなマウスで,単三形乾電池2本で最大350時間という長時間の連続使用が可能だそうだ。
 税別価格は6800円なので,単純計算した税込価格は7344円となる。それ以外の仕様については,本稿の最後に引用したリリースを参照してほしい。

Atheris。ボディの形状は左右対称だが,サイドボタンは左側のみの右手用マウスである
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RazerのBasilisk 製品情報ページ

RazerのAtheris 製品情報ページ



#### 以下,リリースより ####

RAZER、FPS プレイヤーをターゲットにした
ゲーミングマウス「Basilisk」を国内発売

スクロールホイール操作時の指への負荷を調節可能
高性能オプティカルセンサー採用

ゲーマー向けデバイスおよびソフトウェアの分野における世界的リーダー企業Razer(本社: 米国カリフォルニア州、代表取締役兼 CEO: Min-Liang Tan)は、FPS ゲームプレイヤーをターゲットにした有線オプティカルマウス「Razer Basilisk」(読み方: レイザー バシリスク、税抜希望小売価格 8,800 円)の日本国内における販売を2017 年11 月25日(土)に開始します。同製品は、Razer 社の国内正規流通代理店 MSY 株式会社を通じて、全国の家電量販店、PC ショップ、オンラインショップ等で販売されます。

Razer Basilisk は、ゲーマーから高い評価を得ている ゲーミングマウス Razer DeathAdder Elite や Lancehead Tournament Editionと同じ5G True 16,000 DPI オプティカルセンサーを採用したゲーミングマウスで、FPS ゲーマーが求める正確で高速なトラッキング性能を提供するとともに、5,000万クリックに対応する高い耐久性の Razer メカニカルマウススイッチを採用しています。
Razer Basilisk のスクロールホイールには、回転させる際に指にかかる負荷を調整する機能を搭載し、好みやゲームの種類に応じてきつくすることも、緩くすることもできます。特に、ホイールにジャンプを割り当てるFPS ゲーマーにとっては待望の機能となります。

また、Razer Basiliskには、ゲームプレイの途中で、一時的にDPI 感度を下げて照準を合わせやすくする脱着・交換可能なクラッチパーツが付属します。このクラッチは、手の大きさやマウスを掴むグリップのスタイルにより、好みのものを選ぶことが可能です。クラッチを使用しないユーザーは、付属のラバーキャップを使用する事で、誤入力・誤爆を防ぐ事もできます。

Razer の共同創業者兼 CEO の Min-Liang Tan は次のように述べています。「Razer Basilisk のカスタマイズ機能は、他の FPS 用マウスには見られない別次元のものであり、その出来栄えには大変自信があります。この製品は、FPS ゲーマーが自分のプレイスタイルに合わせて最高のチューニングができるようにデザインされました。CS:GOや PUBG、Quakeのようなゲームには、これ以上のマウスはありません」

Razer Basilisk は、ユーティリティソフトウェア最新版 Razer Synapse 3(Beta)に対応し、ボタンの割当変更、使用表面に合わせたキャリブレーション、Razer Chromaライティング・エフェクト、プロファイルのハイブリッド(クラウド/オンボード)保存などが行えます。

製品情報Webページ:https://www2.razerzone.com/jp-jp/gaming-mice/razer-basilisk

製品概要(スペック)
画像集 No.009のサムネイル画像 / ホイールの抵抗を調整できる「FPS向け」ワイヤードマウス「Razer Basilisk」,11月25日に国内発売


RAZER、生産性とパフォーマンスを両立した
ワイヤレスマウス「Atheris」を国内発売

Bluetooth LE および高性能AFTワイヤレスの両方に対応
コンパクトなエルゴノミック デザイン採用

ゲーマー向けデバイスおよびソフトウェアの分野における世界的リーダー企業 Razer(本社: 米国カリフォルニア州、代表取締役兼 CEO: Min-Liang Tan) は、PC 用ワイヤレスマウス「Razer Atheris」(読み方: レイザー アセリス、税抜希望小売価格 6,800 円)の日本国内における販売を2017年11月25日(土)に開始します。同製品は、Razer 社の国内正規流通代理店 MSY 株式会社を通じて、全国の家電量販店、PC ショップ、オンラインショップ等で販売されます。

Razer Atheris は、ゲームにおいても普段使いにおいても、場所を問わず高性能が長時間持続するようにデザインされたコンパクトなワイヤレスマウスです。単三型乾電池 2 本で、最大 350 時間の連続使用が可能です。
付属の USBレシーバー(マウス本体内に収納可)を使用すれば、Razer 独自のワイヤレス技術であるアダプティブ・フリークエンシー・テクノロジー(ATF)により、低遅延で信頼性・安定性の高い接続を行う事が可能です。また、Bluetooth LE 対応パソコンにおいては、レシーバーを使わずに接続することもできます。

トラッキングセンサーは、7,200DPIの高性能オプティカル(光学式)センサーを採用し、高解像モニターやマルチモニター使用環境でも、何度もマウスを持ち上げることなく、効率的なマウス操作を行う事が可能です。

Razer Atheris は、コンパクトでエルゴノミックなデザインを採用し、搭載された 5 つのボタンは Razer Synapse 3によりカスタマイズすることも可能です。

製品ビデオリンク:https://www.youtube.com/watch?v=EqeXjAJaP5I&feature=youtu.be
製品情報Webページ:https://www2.razerzone.com/jp-jp/gaming-mice/razer-atheris

製品概要(スペック)
画像集 No.010のサムネイル画像 / ホイールの抵抗を調整できる「FPS向け」ワイヤードマウス「Razer Basilisk」,11月25日に国内発売
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    Razer

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