ニュース
あの「MX518」に後継が登場。「Optical Gaming Mouse G400」が北米で6月,世界市場で7月に発売予定
国内では当初,「G3 Optical Mouse」という名前で登場したMX518。光学センサーを搭載し,多ボタン仕様で,大きさの割に軽く,しかも安価ということでロングセラーとなっているため,使ったことがあるという人も多いだろう。
そんなMX518の後継となるG400だが,公開された製品写真を見る限り,全体のシルエットに大きな違いはなさそうだ。左右メインにセンタークリックボタン機能付きスクロールホイール,同ホイールを上下から挟むように配置された解像度変更用×2,マウスの“山頂部”×1,左サイド×2というボタン構成もそのままだ。
では,どこが違うのかというと,重量,そしてセンサー周りのスペックである。
まず重量だが,リニューアル版MX518だと公称重量146gのところが,G400では同133gへと軽量化。さらにセンサー周りでは,リニューアル版MX518が125Hz固定だったところ,125/250/500/1000Hzから選択可能になっているのが大きな特徴だ。また,解像度設定も,従来製品が400〜1800DPI対応だったところ,G400では400〜3600DPIへと拡張されている。
なお,MX518のセンサーにはネガティブアクセル――マウスを高速で操作したとき,マウスカーソルが操作に追従できない問題――が存在したが,センサーユニットが変わらない以上,この特性はG400にも引き継がれているとのこと。ただし,「ネガティブアクセルが存在する」ことで知られるほかのマウスと比べると,その発生量は10分の1程度に収まるとも,Logitechはアピールしている。
というわけで,G400は,MX518をベースに,その仕様をできる限り“今風”にしてきたものと考えていいだろう。光学式マウスの定番モデルがアップグレードされたという点は素直に歓迎できるので,早期の国内発表に期待したい。
●Optical Gaming Mouse G400の主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載,ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,左サイド×2,センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,解像度設定変更専用×2,ホイール手前×1
- トラッキング速度:70〜140IPS(※サーフェスによる)
- 最大加速度:25G
- 画像処理能力:5.8Mpixel
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:400/800/1600/3600DPI
- レポートレート:125/250/500/1000Hz(※ソフトウェアから変更可)
- リフトオフディスタンス:未公開
- データ転送フォーマット:16bit
- 本体サイズ:70(W)×128(D)×42.5(H)mm
- 重量:133g(※ケーブル重量15gを含む)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:未公開
- 対応OS:Windows 7・Vista・XP
- 発売予定時期:2011年6月19日(北米),2011年7月中旬(世界市場)
- 価格:49.99ドル
「Optical Gaming Mouse G400」製品情報ページ
- 関連タイトル:
Logitech G/Logicool G
- この記事のURL:
(C)2013 Logicool. All rights reserved.
- LOGICOOL ロジクール ワイヤレスゲーミングマウス G900 CHAOS SPECTRUM プロフェッショナルグレード
- エレクトロニクス
- 発売日:2016/04/14
- 価格:¥14,800円(Amazon)