マウス＆エディオン，GeForce 9600 GT搭載のMHF推奨PC×3を刷新

※ディスプレイは別売りです

　マウスコンピューターは，エディオングループと共同展開するPCシリーズ「E-GG＋」（エッグプラス）に属する，「モンスターハンター フロンティア オンライン」（以下，MHF）の推奨認定取得済みミニタワーPCを刷新した。2009年1月23日より，デオデオや石丸電気，100満ボルトなどのエディオングループ各店で販売が始まる予定だ。

　今回発表された製品は，「EGPQ949GB」シリーズ全3モデルで，CPUに「Core 2 Quad Q9400/2.66GHz」，グラフィックスカードに「GeForce 9600 GT」搭載製品をそれぞれ採用し，メインメモリ容量4GB，HDD容量640GBは共通。BD-REドライブを採用する点や，MHF推奨PCでお馴染みの「便利アイテムセット」や，Core 2シリーズタイアップ防具「デュオシリーズ」を入手できる点，MHFオリジナルインストールディスクが付属する点なども変わらず，下記のとおり，OSやOfficeスイート，価格のみで差別化されている。

• EGPQ949GB64XP：Windows XP Home Edition搭載，12万9900円（税込）
• EGPQ949GB64P：32bit版Windows Vista Home Premium搭載，12万9900円（税込）
• EGPQ949GB64PO：32bit版Windows Vista Home Premium＆Microsoft Office Personal 2007搭載，14万9800円（税込）

　全体として，MHF推奨PCとしてのコストパフォーマンスは決して高くない印象だ。BD-REドライブやMicrosoft Office Personal 2007は，どう考えてもMHFをプレイするには不要。ミニタワーモデルでGeForce 9600 GTを搭載している点は評価できるが，価格を踏まえると「MHFもプレイできる，一般ユーザー向けPC」くらいに捉えておくのが正解と思われる。
　これからPCを刷新するにあたって，過不足なく一通りの作業が行え，かつ，MHFを快適にプレイ可能なレベルの3D性能が欲しい人で，近所にエディオングループの量販店があるなら，見に行ってみてはどうだろうか。

　なお，やや余談気味に続けると，CPUやGPUの仕様と価格は，2008年10月に両社から投入されたモデルと同じ。せっかくコストが下がったのなら，BD-REドライブなどを追加するのではなく，価格を下げるべきだったように思われてならない。

●EGPQ949GB64XP，EGPQ949GB64P，EGPQ949GB64POの主なスペック

• CPU：Core 2 Quad Q9400/2.66GHz（L2キャッシュ容量3MB×2）
• マザーボード：Intel G31 Express搭載，microATXフォームファクタ
• メインメモリ：PC2-6400 DDR2 SDRAM 2GB×2
• GPU：GeForce 9600 GT（グラフィックスメモリ512MB）
• HDD容量：640GB（7200rpm，Serial ATA II）
• 光学ドライブ：BD-REドライブ（DVDスーパーマルチドライブとしても利用可能，DVD±R 2層書き込み対応）
• 有線LAN：1000BASE-T
• サウンド機能：オンボード
• 電源ユニット容量：未公開
• 本体サイズ：175（W）×380（D）×360（H）mm
• OS：Windows XP Home Edition（EGPQ949GB64XP），32bit版Windows Vista Home Premium（EGPQ949GB64P，EGPQ949GB64PO）
• 付属品：日本語キーボード，光学センサー搭載ワイヤードマウス，2chスピーカーシステム
• 購入特典：MHFオリジナルインストールディスク，消耗型アイテム詰め合わせ「便利アイテムセット」を入手できるイベントコード，Core 2シリーズタイアップ防具「デュオシリーズ」を入手できるイベントコード
• 価格：12万9900円（税込，EGPQ949GB64XPおよびEGPQ949GB64P），14万9800円（税込，EGPQ949GB64PO）