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Auzentech,日本市場再上陸。日本語Webサイトを開設し,X-Fiカード発売
日本法人「DTC Japan」を立ち上げた同社は,2008年9月18日付で日本語Webサイトを開設。サウンドカード「Auzen X-Fi Prelude 7.1」の販売を,直販サイトなどで開始している。
→Auzentech日本語Webサイト
Auzentechは,韓国に開発拠点,米国に販売&マーケティング拠点を持つ企業だ。2006年に販売代理店を通じて日本市場へ参入した頃はC-Media Electronics(以下,C-Media)製の高機能サウンドチップを搭載したサウンドカードで知られていた。
また,通常のSound Blasterシリーズと比べて,搭載するコンデンサやDAC/ADCチップのグレードが高いのも,Auzen X-Fi Prelude 7.1の特徴だ。
DTC Japanいわく,Auzen X-Fi Prelude 7.1の流通形態はオンライン販売のみ。国内の販売ではCreativeの日本法人であるクリエイティブメディアと協力しており,同社の直販サイト「クリエイティブストア」や,Amazon.co.jpで購入可能だ。また,9月中にはこのほかにも流通網を拡充するとのことなので,今後登場する新製品は店頭販売される可能性もある。
100%ゲーマー向けかどうかはともかく,Auzen X-Fi Home Theater 7.1が要注目のサウンドカードなのは確か。こうして日本語Webサイトが設けられた以上は,いずれ情報も出てくるはずだ。気になっていた人は,Auzentechの日本語Webサイトをブックマークしておくといいかもしれない。
●Auzen X-Fi Prelude 7.1の主なスペック
- 接続インタフェース:PCI
- サウンドチップ:Creative Technology製「X-Fi Xtreme Fidelity」(CA20K)
- D/Aコンバータ:旭化成エレクトロニクス製「AK4396VF」×4
- 公称出力S/N比:全チャネル120dB
- A/Dコンバータ:旭化成エレクトロニクス製「AK5394AVS」
- オペアンプ:National Semiconductor製「LM4562NA」×1,Texas Instruments製「PA2134」×3(※フロント2chのLM4562NAのみ,ユーザーレベルで換装可能)
- キャッシュメモリ:64MB(X-RAM)
- アナログ出力:24bit/192kHz 2chまたは24bit/96kHz 最大7.1ch
- アナログ出力インタフェース:ミニピン×4
- アナログ入力:24bit/96kHz 最大2ch
- アナログ入力インタフェース:ミニピン×2(※マイク×1,ライン×1)
- デジタル出力:同軸RCA(※付属の変換アダプタにより光角形もサポート)
- デジタル入力:同軸RCA(※付属の変換アダプタにより光角形もサポート)
- Dolby Digital Live:対応
- DTS Interactive:対応
- HD Audio フロントコネクタ:搭載(※10ピン)
- APIサポート:DirectSound,DirectSound 3D,EAX 1.0/2.0,EAX ADVANCED HD 3.0/4.0/5.0,OpenAL
- X-Fi CMSS-3D:対応
- X-Fi Crystalizer:対応
- 対応OS:Windows XP,32bit版Windows Vista
- 定価:2万4800円(税込)
- 関連タイトル:
Sound Blaster
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