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SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売
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印刷2016/05/19 12:18

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SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売

 2016年5月19日,SteelSeriesは,「DTS Headphone:X」に対応するゲーマー向けヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売すると発表した。DTS Headphone:X対応のSteelSeries製ヘッドセットが国内に登場するのはこれが初めてだ。
 ラインナップは,黒を基調色とする「Siberia 350 Black」,白を基調色とする「Siberia 350 White」の2モデル。価格は1万4000円(税別)となっているので,単純計算すると,税込価格は1万5120円となる。

画像集 No.002のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売
Siberia 350 Black
画像集 No.003のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売
Siberia 350 White

製品ボックスのイメージ。左上にDTS Headphone:Xのロゴが躍る
画像集 No.004のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売
 「DTS Headphone:Xとは何か」という話はDTSとカプコンに話を聞いたインタビュー記事や,Logitech G(日本ではLogicool G)製ヘッドセット「G633 Artemis Spectrum Surround Gaming Headset」のレビュー記事を読んでもらえればと思うが,簡単に言うと,実際に存在する部屋やホールにおける「音の鳴り方」を計測し,その結果を「ルームプロファイル」として再生音に付加することで,実在する空間の残響を7.1chバーチャルサラウンドでシミュレートできる技術だ。仮にゲームサウンドデザイナーが使った部屋を再現できるのであれば,「ゲームのサウンドデザイナーがテストして,納得した音」で,ゲームサウンドを楽しむことができる。

 逆に言えばこれは,きちんとした計測に基づくルームプロファイルがないと,サラウンドサウンドが大変残念なことになることと同義なので,ここはメーカー(やDTS)の腕の見せどころとなる。SteelSeriesは今のところ,どういうルームプロファイルを用意しているか明らかにしていないが,「SteelSeries Engine 3」から選択できるであろうルームプロファイル次第で,Siberia 350という製品の評価は大きく変わることになるだろう。

画像集 No.005のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売
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 ハードウェアとしてのSiberia 350は,「Siberia v3 Prism」の後継という位置づけだ。Siberiaシリーズ伝統のサスペンション付きヘッドバンドと,独特な形状の密閉型エンクロージャは,一目見てSiberiaの新作だと分かるものになっている。Siberia v3 Prismの後継なので,エンクロージャにあるパンチ穴部分のLEDはもちろん色や光り方のカスタマイズが可能だ。

 ブームマイクを使わないときは左耳用エンクロージャにしまえる点や,エンクロージャ部にマイクミュートスイッチを備える点はSiberia v3 Prismと同じ。一方,Siberia v3 Prismで「音量調整はほかのところで行える」として省略された音量調整機構がダイヤル式のインラインリモコンとして復活したのはポイントではなかろうか。

左耳用エンクロージャの後ろ側にマイクミュートの切り替えスイッチを搭載(左)。音量調整ダイヤルはインラインリモコンとして用意している(右)
画像集 No.007のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売 画像集 No.008のサムネイル画像 / SteelSeries,「DTS Headphone:X」対応ヘッドセット「Siberia 350」を5月27日に国内発売

 北米市場における直販価格が119.99ドル(約1万3200円,税別)なので,国内市場における価格設定はそれとほとんど変わらない。DTS Headphone:X周りの完成度次第では,かなり注目すべきUSB接続型ヘッドセットになりそうな気配である。

●Siberia 350の主なスペック
  • 基本仕様:USB接続型ワイヤードタイプ
  • 本体サイズ:未公開
  • 重量:未公開
  • ケーブル長:1.5m
  • 接続インタフェース:USB
  • 搭載ボタン/スイッチ:マイクミュート切り替えスイッチ,音量調節ダイヤル
  • 主な付属品:とくになし
《ヘッドフォン部》
  • 周波数特性:10Hz〜28kHz
  • 感度:未公開
  • インピーダンス:35Ω
  • 許容入力:未公開
  • スピーカードライバー:50mm径ネオジム磁石
《マイク部》
  • 周波数特性:50Hz〜16kHz
  • 感度:−42dB(@1kHz)
  • インピーダンス:2.2kΩ
  • S/N比:未公開
  • 指向性:単一指向性

SteelSeriesのSiberia 350製品情報ページ(英語)

  • 関連タイトル:

    SteelSeries

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