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[TGS 2016]SteelSeriesの初のMMO&MOBA向けマウス「Rival 500」に触って,左サイドボタン配置の意図をCEOに聞いてみた
Rival 500は,SteelSeriesにとって初となるMMORPG&MOBA向けマウス――MMO向けなら,かつて「World of Warcraft」コラボマウスを出していたことがある――で,本体左側面に,ユニークな配置の6ボタンを採用するモデルだ。
ではなぜSteelSeriesは,このようなデザインを採用したのだろうか? 同社のCEOであるEhtisham Rabbani(エティシャム・ラバーニ)氏がブースにいたので,直球で質問してみたところ,次のような答えが返ってきた。
(設定用ソフトウェアである)『SteelSeries Engine 3』を使えば,ボタンごとに有効/無効を切り換えられますから,押しやすいボタン(だけ)を有効化して使ってください」
実際,本体底面を見てみると,親指を載せるスカート部のボタンは,物理的に無効化して,親指を載せる台としてのみ利用できるようにするためのスライドスイッチも確認できた。MMORPGで緩くマウスを握るとき,底面側ボタンの“誤爆”がイヤだという人に向けた配慮ということなのだろう。
そう,Rival 500は,押しやすいボタンを選んで使うマウスなのだ。
●Rival 500の主なスペック
- 基本仕様:光学センサー(「PMW3360」)搭載ワイヤードタイプ
- ボタン数:15(左右メインボタン,チルト&センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×1,右メイン脇×1,左メイン脇×2,左サイド×6)
- 最大トラッキング速度:300IPS
- 最大加速度:50G
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- CPI設定:100〜16000(※刻み未公開)
- ポーリングレート(USBレポートレート):1000Hz
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- 公称本体サイズ:78.34(W)×118.75(D)×43.34(H)mm
- 公称重量:約129.7g(※ケーブルを含むか否かは未公開)
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約2m
- 対応OS:Windows,MacOS
- 発売予定時期:未定(※国内。北米市場では発売済み)
- 価格:79.99ドル(※税別,北米市場)
- 保証期間:未公開
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