インディーズゲームの小部屋:Room#399「AL・FINE」

NASAが火星の謎を解明(?)しても平常心でお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第399回は,紅兎の「AL・FINE」(アルフィーネ)を紹介する。本作は,長期間の旅行に出ている両親に代わって,アイテム屋を切り盛りしていくという経営シミュレーションゲームだ。今でも火星に水が存在しているなら,火星人の発見も時間の問題だね!(大興奮)
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人間,妖精,獣人の3種族が手を取り合って暮らしている「ノッテ・ルーチェ」の街。商業が発達したこの街で暮らす少年・ルイは,ある日,ドアを開けた拍子に家の前にいた妖精・アリスに思いきり扉をぶつけてしまう。
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可愛い顔して実はかなりの守銭奴であるアリスは,初対面のルイに,ここぞとばかりに“大切なオーブが壊れてしまった”と虚偽の主張を繰り広げる。そして,それにすっかりだまされたお人好しのルイは借金返済のため,長期間の旅行に出ている両親の代わりにアイテム屋を経営してお金を稼ぐことに……。
![]() ルイ |
![]() アリス |
![]() ソフィ |
![]() セリーヌ |
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プレイヤーはそんなルイとなってお店を運営していくことになるのだが,当然ながらそのためには,販売するための商品が必要だ。商品の仕入れ方法は大きく2つあり,その1つは市場で仕入れるというもの。市場では,相場の80%の価格で商品を購入できるので,これをお店に並べて相場価格で売るだけで,ひとまず黒字というわけだ。
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もう1つの方法は,ゲームを進めると雇用できるようになる冒険者をダンジョンに派遣して,アイテムを拾い集めてきてもらうというもの。冒険者を派遣するためにはお金が必要で,一度出発すると数日間戻って来ないうえ,冒険者のレベルとダンジョンの難度によっては探索に失敗することもある。とはいえ,うまくいけば少ない元手でレアアイテムが手に入ることもあるので,どしどし派遣するといいだろう。
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商品を集めたら,次は店内に売りたいアイテムを並べよう。1つの商品棚には1種類のアイテムを置くことができ,売りたい個数と価格を設定できる。商品のジャンルは「食べ物」「武具」「雑貨」の3種類あり,食べ物は3日程度経つと腐ってしまうので,仕入れすぎないように要注意。安く買って,高く売るのが商売のコツだが,商品の価格はときおり高騰したり暴落したりするので,臨機応変に設定すべし。
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準備を終えてお店を開くと,お客がやって来て気に入った商品を購入していく。開店中はリアルタイムで時間が進行していくので,売り切れになった商品は適宜,補充しよう。客足はその日の天候に左右されるほか,店内を改装することで,やって来る客層が変化したりもする。また,お店を大きくして,より多くの商品を並べられるようにするといったカスタマイズも可能だ。
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ほどほどに忙しい,リアルタイム性のあるショップ経営が楽しく,ほのぼのとした世界観と可愛らしいキャラクターイラストも魅力的な本作。全体的に完成度の高いゲームに仕上がっているので,興味を持った人はぜひどうぞ。
そんな本作は,公式サイトにて体験版が公開されているほか,製品版は1404円(税込)にてダウンロード販売中だ。
■「AL・FINE」公式サイト
http://rabbit.zashiki.com/alfine/![]() |
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提供:G123