シブサワ・コウこと襟川陽一氏,松原健二氏に代わってコーエーテクモホールディングスの代表取締役社長に就任
発表(PDFファイル)によれば,本日開かれた同社の取締役会において,松原氏から「一身上の都合により代表取締役並びに取締役を辞任したい」との申し出があったことが異動理由とされる。
松原氏の辞任の理由についてこれ以上の説明はないものの,同じく本日公開された,同社の平成23年3月期 第2四半期決算短信(PDFファイル)では,ゲームソフト事業の営業利益が16億円のマイナスとなったことが明かされており,これが辞任理由の一つになっている可能性はありそうだ。
なお,子会社であるコーエーテクモゲームスの代表取締役社長,コーエーテクモウェーブおよびコーエーテクモネットの取締役に襟川氏が就任することも,合わせて発表(PDFファイル)されている。
新たに代表取締役社長に就任する襟川氏は,同社の前身である光栄を設立し,「信長の野望」シリーズを生み出した“シブサワ・コウ”として知られる人物。邪推を承知でまとめるなら,氏を経営のトップに付けることには,会社の意思決定を明確かつ速やかに行っていこうとするほか,スタッフの士気高揚にも一役買ってもらいたいという狙いがあるのではないだろうか。
襟川氏の今後の舵取りに,大いに注目したいところだ。
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