ゲームポットは本日(2011年5月31日),オンラインRPG「
Wizardry Online」の
PKシステムの情報を公開した。
オンラインゲームになった本作では,ほかのプレイヤーキャラクターを攻撃する行為,つまりPKが可能になっている。キャラロストが存在するのに,PKもアリだなんて,そんなご無体な! と叫びたくもなるのだが,できてしまうものは仕方がない。そのルールをしっかりと把握しておこう。
まずPKを行った場合,その本人やPKを支援したプレイヤーは“犯罪”を行ったことになるのだが,人目の届かない迷宮の中や,犯罪者の制裁――PKK目的であれば,相手を傷つけても犯罪にはならないという。ただし,死亡または灰状態のプレイヤーキャラクターから所持品を奪う行為については,街/迷宮の中を問わず犯罪行為になるとのことだ。
こうした犯罪行為が明るみになった場合,そのプレイヤーキャラクターは「犯罪者」になり,その罪の大きさに応じて“軽罪”と“重罪”に分けられるという。軽罪であればゲームのログイン時間で数分程度,重罪であれば数時間から数十時間,プレイヤーキャラクターが「犯罪者」として扱われるとのこと。
重罪の犯罪者になったプレイヤーキャラクターは,街を警備している「衛兵」から攻撃されるようになる。そして犯罪者が衛兵に敗北した場合は,投獄されてしまうのだという。
じゃあ,投獄されないように別キャラで遊ぼう……なんて甘いことは許されず,犯罪は本作のアカウントに相当する“ソウル”単位で記録されるため,同じソウル内の別キャラクターも犯罪者として扱われてしまう。ならばいっそのこと衛兵を打ち負かそうと思うところだが,相手は衛兵だけに相当な強さが予想される。犯罪者――プレイヤーキャラクターが勝てるという可能性はあるのだろうか? また,投獄された場合,そのキャラクターは牢屋(?)でどうなるのか,気になるところだ。
なお,初心者の救済措置としてソウル(アカウント)が一定の条件を満たすまでは,ほかのプレイヤーキャラクターを攻撃できず,また攻撃されることもないとのことだ。
このほか,プレイヤーの
拠点となる街の施設について,ムービーを含めた情報が公開されているので,その内容を確認しておこう。
【街の施設紹介】
・クォパティ寺院
創造神アヴルールを崇拝するクォパティ教の寺院。アザルス大陸で一番有名。蘇生や解呪、寄付の受付を行っている。
また、同寺院内にはソウルや人生の記憶に関わる「イシークの巫女」と呼ばれる女性たちがいる。
・ボルタック商店
アザルス大陸どころか、他の大陸でもフランチャイズ展開している雑貨屋。
消耗品を中心に取り扱っている。安く買って、高く売る。という商売の基本に忠実。
・モーダマス武器店
港町イルファーロで武器の類を専門に取り扱っている店。
・サーギル防具店
モーダマス武器店と提携している防具専門店。
・魔法屋ジュノーン
杖、ローブ、イヤリング、リング、ネックレスなど魔法関係の品を取り扱っている。
イヤリングなどご婦人への贈り物として一般人も買いに来るらしい。
・ジィドルの鍛冶屋
鍛冶は生活に必要な店であるため、どんな小さな村にでもある。鍛冶屋のない村は隣の村まで通わねばならない。
破損した武具の修復もここで行え、強化石があれば武具の鍛錬強化も行える。
・ギルガメッシュの酒場
一般市民が集まる酒場とは違い、冒険者用の酒場として全国にチェーン展開している。
他の冒険者との交流場となっており、常に人で賑わっている。看板娘が何人かいて、特殊な料理が振舞われている。
・冒険者の宿
冒険者専門の宿屋。体力(HP)やコンディションの回復を行う。レベルアップは必要な経験値が貯まった状態で宿に泊まらないと行われないので、注意が必要。
・マイクローク
冒険者の持ち物を預かる専門店。大事なアイテムを完璧に保管してくれる。
ソウル単位で使えるので、クロークを通じて自分の別キャラクターにアイテムを渡すことも出来る。
・冒険者ギルド
ストーリークエストを受注・報告する。
また、冒険者ギルド出張所では、何度でも繰り返すことが出来るミッションの受注・報告もできる。
冒険に一味欲しい時や小遣い稼ぎしたい時に有効な施設。
・ダンジョン案内ガードナー
冒険者の実力を見て、様々なダンジョンを案内してくれる。
ダンジョンに入る前に、そのダンジョンの説明文をよく読んでおくべきだろう。