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[iPhone]シリーズ初。戦闘機でエアレースに挑む「X-Plane Racing」登場
タイトルからも分かるように本作は,フライトシムである「X-Plane 9」をレースゲーム仕立てにカスタマイズしたバージョンといっていいだろう。
航空機によるエアレースといったエンターテイメント的な要素を盛り込むのは,Windows/Macintosh版を含む,これまでのX-Planeシリーズ全タイトルを通じて初の試み。
X-Plane Racingにはマルチプレイモードも用意されており,iPhone/iPod touch同士をWi-Fi接続しての対戦プレイが可能となっている。
本作に登場する航空機は,第二次世界大戦当時に活躍した「F-4-U Corsair」「P-51 Mustang」と,マッハ1.2以上の最高速度を誇る現代の戦闘機「F-4 Phantom」「F-15 Eagle」の合わせて4機種。
収録されているシーナリーは四つで,それぞれのシーナリーにあらかじめ各機種用のレースコースが一つずつ用意されており,コース数は計16となっている。
なお今後のアップデートで,新たなシーナリーや航空機が追加される予定だ。
画面には,コースを示す緑色のフレームが並んで表示されているので,このフレームをはみ出さないように気を付けつつゴールを目指そう。とはいえ,峡谷や山間部,地表スレスレを通るコースをジェット機で飛行するのは容易ではないはずだ。
X-Plane Racingで,スリル満点の音速エアレースに挑戦してはいかがだろうか。
「X-Plane Racing」紹介ページ(iTunesが起動します)
また,X-Plane Racingの発売と前後し,X-Planeシリーズ全タイトルの最新版(Version 9.08)がリリースされている。
X-Plane 9,「X-Plane-Airliner」「X-Plane Extreme」には,飛行中にピッチやロールを保持する簡易的なオートパイロット機能が追加された。機外カメラを操作しても飛行機のバランスが崩れなくなったため,自機が飛ぶ姿を眺める楽しみが大きく増しているのは嬉しいポイントだ。なお,この機能を有効にするためのスイッチは計器盤に用意されている。
これらの3タイトルについては,ビジュアルやサウンド面の改良なども行われた。
そして「X-Plane-Helicopter」では,フレームレートが向上しており,操縦が容易になった。これまで思うように飛ばせなかったという人は,あらためてトライしてみよう。
そのほか,Version 9.08では以上の4タイトル共通で,X-Plane Racingと同様,マルチプレイモードが実装されており,Wi-Fi接続したiPhone/iPod touch同士で同じ空域を飛行可能だ。
- 関連タイトル:
X-Plane Racing
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