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カードバトルの新形態。バンダイ,「ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン」完成披露会を開催
バンダイ カード事業部 データカードダスチーム リーダー上床 威一郎氏 |
プレイヤーはカード購入後,カードに記載されているシリアルバーコードをCOSCAで読み込んで登録し,デッキを構築。カードには「メカニクス」「パイロット」「カスタム」という属性があり,それぞれを組み合わせてユニットとし,全20ユニットの部隊(デッキ)を作成する。なおユニットは,メカニクスだけでの編成も可能だ。各カードにはコストポイントが設定されており,コストが高いほど出撃させづらいので,メカニクスだけの低コストユニットも重要な役割を担うだろう。また,専用機が設定されているパイロットがおり,うまく専用機に組み込めば能力がアップするのだ。
また,出撃させるたびにユニットごとのコストを消費し,自戦艦に設定されている「CP」以上のユニットは選択できない。戦艦のCPは時間の経過とともに増えていくので,低コストのユニットを数多く出撃させるのか,じっくりと待ってから強力な高コストユニットを選ぶのかはプレイヤー次第だ。「誰でも楽しめる明快なゲームシステムの構築を目指した」と,上床氏が語るとおりかなりシンプルな作りになっているが,頭を捻る場面もあるだろう。
さらにカスタムカードには,複数の敵に一気にダメージを与えられる「艦砲射撃」や,コストの高いユニットをいきなり破壊できる「ピンポイントアタック」といった,特殊な能力を持ったものがある。強力なだけにコストが高いが切り札的な存在になりそうだ。
ちなみに戦闘は基本的には3Dグラフィックスで展開するのだが,
それとは別にFlash版も用意される。インターネットエクスプローラーとFlashの再生環境があれば遊べるので,あまりスペックの高くないPCでも楽しめるだろう。
週間ランキングの上位入賞者には「勲章モビルスーツ」が,月間ランキングの上位入賞者には,「特別褒章モビルスーツ」が贈られる。なお,特別褒章モビルスーツに限り,デジタルデータだけでなく本物のカードも送られてくるので,コレクター魂に火がつきそうだ。
バトラインのナビゲータ役を務めた声優の福井裕佳梨さんも完成披露会に駆けつた |
また,カード1枚1枚が個別に管理されているので,同じカードを使い続けることで熟練度を獲得していきレベルアップするというのも面白い。しかも,例えばザクIIF型とザク・マリンタイプのレベルが一定値に達するとアッガイの特別褒章モビルスーツがもらえる,といった仕掛けもある。どの組み合わせで,なんのモビルスーツがもらえるのかは非公開なので,プレイヤー同士で情報交換しながら解明していくのも楽しそうだ。
なお,成長するのはカードだけではない。プレイを続けていくことでプレイヤーの階級がアップしていく。階級が上がると母艦がグレードアップし,より強力なる。少尉〜大尉クラスだとサラミスだった母艦が准将〜大将クラスになるとホワイトベースになるという。
12月18日に発売される第1弾は,「機動戦士ガンダム」「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」がフィーチャーされており,カードは全90種。すでに3月に第2弾「宇宙編」の発売が決定しており,「機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争」「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」のカードも発売の予定があるという。
本日より,公式サイトではバトラインの体験版が公開されている。実際にどんな風に戦闘が展開するのか確かめつつ発売日を待ってほしい。また,パスワード「YPV3-VXDV-YH92-492N」を,公式サイトの事前登録ページに入力すれば,「ザクタンク」のデジタルカードがもらえるので,忘れずに登録しておこう。
「ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン」公式サイト
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ネットカードダス ガンダムクロニクルバトライン
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