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アニメ「ペルソナ4」第2話は10月15日2:25から放送。浪川大輔さんや森久保祥太郎さんが来場した,先行試写会&トークショウをレポート
2011年10月に放送が開始された本作品,すでに視聴した読者も多いだろうが,同試写会で上映されたのは,第1話本編に約3分の新規カットが追加されたディレクターズカット版であった。
またイベントでは,鳴上 悠役の浪川大輔さん,花村陽介役の森久保祥太郎さん,監督の岸 誠二さん,プロデューサーの足立和紀さんが出演したトークショウも行われた。本稿では,その模様をレポートしよう。
なおアニメ「ペルソナ4」の放送局/放送時間は以下のとおりで,TBS系列では第2話が10月15日2:25から放送される※。第1話を観た人も見逃した人も,ぜひオンエアをチェックしてほしい。
アニメ「ペルソナ4」公式サイト
※公式サイトより。通常より30分遅れでの放送となることが告知されている
■放送局/放送時間
MBS:10月6日より 毎週木曜25時30分〜
TBS:10月7日より 毎週金曜25時55分〜
CBC:10月12日より 毎週水曜26時00分〜
*放送日時は都合により予告なく変更になる場合がございます。
■イントロダクション
「ねぇ、マヨナカテレビって知ってる?」
家庭の事情で都会から叔父の住む稲羽市へと越してきた鳴上 悠。
閑散とした町並み、寂れた商店街、若者たちの集まる大型ショッピングモール……。
穏やかな時間の流れる田舎町で八十神高校の新しいクラスメイト達と過ごす生活が始まる。
しかし転校初日の朝、市内でとある女子アナウンサーの遺体がテレビアンテナに吊るされた状態で発見される。
町を覆う原因不明の霧と、若者達の間で囁かれている「マヨナカテレビ」の噂。
雨の夜の午前0時、消えているテレビをひとりで見ると画面に映るという自分ではない別の誰かの正体とは……。
個性豊かな友人たちと過ごす日々の中、
徐々に迫りくる異変は、果たして何をもたらすのか――?
■キャスト
・鳴上 悠:浪川大輔さん
・花村陽介:森久保祥太郎さん
・里中千枝:堀江由衣さん
・天城雪子:小清水亜美さん
・巽 完二:関 智一さん
・久慈川りせ:釘宮理恵さん
・白鐘直斗:朴 璐美さん
・クマ:山口勝平さん
・堂島遼太郎:石塚運昇さん
・堂島菜々子:神田朱未さん
・足立 透:真殿光昭さん
それでは,イベントのレポートをお伝えしていこう。
試写会が始まる前に,まずはサプライズゲストの浪川さんと森久保さんが大きな歓声と拍手で迎えられ,ステージに登場した。
浪川さんは唐突に,「皆さん,僕達が出ることって知ってました?」と会場に向けて質問。それに対して何人かの観客が手を上げる。……実は,サプライズゲストとあるように,浪川さんと森久保さんが出演することは,来場者には事前に知らされていなかったのだが,当日,森久保さんが「今から会場行くぜ!」とTwitterでつぶやいてしまったとのこと。
質問の意味を把握して会場が爆笑に包まれるなか,森久保さんは「つぶやくどころか,もうわめきちらしましたね! テンション上がっちゃって! 『行くぜ相棒!』って感じで!」と,開き直ってコメント。ちなみに森久保さんは,会場入りした直後にマネージャーから“厳重注意”を受けたらしく,浪川さん曰く,メイク中もずっと「俺なんか……俺なんか……」と落ち込んでいたそうだ。
そして,ゲストの2人が降壇したあと,いよいよアニメ第1話「You're myself, I'm yourself」のディレクターズカット版が上映された。
ストーリーに関するネタバレは控えるが,ゲームをプレイした人なら思わずニヤリとしてしまうような演出が多く散りばめられており,会場では何度も笑い声やざわめきが起こっていたのが印象的だった。
放送を観た人なら分かってもらえると思うが,第1話は「ペルソナファンなら絶対に見ておくべき!」と断言できるクオリティに仕上がっていた。
実は,筆者も原作ゲームにドハマリしたクチなのだが,とくに原作BGMが使用されるタイミングや,アイキャッチ画面で“寛容さ”や“知識”といった主人公のステータス(すべて最低)が挿入されるといった小ネタを見たときは,「さすが,分かっている!」と,仕事を忘れて喜んでしまった。あと,菜々子マジ天使。
原作BGMの使用,田の中 勇さんの“声”でイゴールが登場するなど,ファンに嬉しい要素が満載!
上映終了後,浪川さんと森久保さんが再び登壇。登場するなり「ステータスが低すぎる気がする……」とボヤく浪川さんに,会場からは大きな笑い声が上がっていた。続いて監督の岸さんとプロデューサーの足立さんも登場し,アニメの制作に関するトークショウが始まった。
岸さんと足立さんは,2人とも原作ゲームの大ファンであるそうで,岸さんは原作BGMの使いどころにはとくにこだわったそうだ。「シナリオの時点から『絶対にここで使う!』と決めていました」と,熱の入ったコメントが印象的だった。
また,「ペルソナ」シリーズに欠かせない重要キャラクターである“イゴール”についての話題も上がった。イゴール役の田の中 勇さんが2010年1月に亡くなったことは,「ペルソナ」ファンである筆者にとって大きな衝撃だったため,今でも鮮明に覚えている。しかし本作品では,ゲームの音源を使って,田の中さんがイゴール役として“特別出演”しているのだ。
これに関して足立さんは,「まさに“精神と物質の狭間の世界”からご出演いただきました」とコメント。岸さんも「我々も原作のファンですから,(キャストを)変えるわけないじゃないですか。死んでも変えません! 冗談じゃないです!」と,熱い想いを語っていた。アニメでも変わらずにイゴールの声が聞けるというのは,ファンにとって非常に嬉しいことといえるだろう。
アフレコ現場の雰囲気についての話題を振られた浪川さんは,「クマ役の山口勝平さんがまんまクマなので,良いムードメーカーになってくれています。森久保さんも,まんま陽介ですね」とコメント。森久保さんもそれに「まんまですねぇ。よくトイレを我慢しているかもしれません」と返し,会場を沸かせていた。
ここで,今度こそ文字通りの“サプライズゲスト”としてクマが登場。ちなみに,独特の体型のせいでなかなか階段を上ることができず,何人ものスタッフに抱えられてステージに上がっていた姿が,実にクマらしかった。
続いて行われた,ファンから寄せられたメッセージを紹介するコーナーでは,現在ニコニコ生放送で配信されている「TVアニメ『ペルソナ4』〜マヨナカ生テレビ〜」について触れられているものがあった。浪川さんは,「酷いことさせられますよ,あの番組。水だと思ったら本当に焼酎飲まされますし……」と,苦笑いしつつ番組を振り返っていた。また,第2回放送に出演予定の森久保さんに浪川さんは,「皆さんのオモチャになればいいんです」と,意味が分かるような分からないようなアドバイス(?)をしていた。
また,2011年10月6日から,森久保さんと関 智一さん(巽 完二役)の2人がパーソナリティを務める「マヨナカ影ラジオ」(特設サイト)が始まることも告知された。
森久保さんは,「大丈夫かな,智一さんとラジオって。だって下ネタしか出ませんよ!」と不安を吐露すると,浪川さんも関さんとの共演経験から,それに同意していた。
なお「マヨナカ影ラジオ」は毎週木曜日更新で,現在は第2回が配信されている。果たしてどんな番組になっているのか,気になる人は聴いてみてほしい。
最後に会場に向けて各人が一言ずつコメントをする中,浪川さんが「僕が言いたいことは一つです……Twitterには気をつけろ」ときれいに“オチ”をつけ,拍手と笑いの渦に包まれる中,試写会トークショウの幕は下りた。
アニメ「ペルソナ4」公式サイト
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ペルソナ4
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