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  • 発表日:2009/09/23
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Flash Player 10.1がAMD製GPUのHWアクセラレーションに対応
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印刷2009/11/17 18:35

リリース

Flash Player 10.1がAMD製GPUのHWアクセラレーションに対応

ATI Radeon HD 5800 ATI Radeon HD 5700 ATI Radeon HD 4800 ATI Radeon HD 4700 ATI Radeon HD 4600 ATI Radeon HD 4500/4300 ATI Radeon HD 3800 ATI Radeon HD 3600 ATI Radeon HD 3400
配信元 AMD 配信日 2009/11/17

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

AMDの「ATI Stream」テクノロジー、
Adobe Flash Player 10.1を加速化

− 世界で最も普及したマルチメディア・プラットフォーム、
AMDの「VISIONテクノロジー」搭載プラットフォーム上で
優れたビデオ品質と先進的なアプリケーション性能を実現 −

日本AMD株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:吉沢 俊介、米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ダーク・マイヤー、以下AMD)は本日、同日リリースされたAdobe Flash Player 10.1ベータ版がAMDの「VISIONテクノロジー」を搭載したプラットフォームに対応し、Flashプラットフォームをベースとするビデオとその他のリッチWebコンテンツやアプリケーション上で高品質、高品位(HD)を実現すると発表しました。

Flash Player 10.1は、「ATI Stream」テクノロジーに加え、AMD CPUとGPUの両方を使用したバランスのとれたアプローチを活用することにより、ビデオ再生の向上、CPU利用率の削減、バッテリー駆動時間の延長を達成しています。

Flash Player 10.1はWindowsの標準的APIであるDXVAに対応し、Windows搭載PC上で、「ATI Catalyst」ドライバーを実行する対応AMD製品によるハードウェア・アクセラレーションを活用できるようになります(※1)。AMDはアドビ システムズ社との密接な協業を通じ、DirectX APIと「ATI Stream」テクノロジーを活用したGPUによるH.264ビデオのデコーディングを実現しています。

※「ATI Catalyst」ドライバーについて:
http://support.amd.com/us/gpudownload/Pages/index.aspx


AMDのRick Bergman(リック・バーグマン、製品グループ担当上級副社長)は、次のように述べています。

「AMDとアドビ システムズ社は、一般ユーザーがビジュアルメディアの体験、制作、共有をさらに容易に行えるよう、Adobe Flash Player 10.1の『ATI Stream』テクノロジー対応に向け協業を進めてきました。Adobe Flash Playerは世界で最も普及したマルチメディア・プラットフォームであり、また今日Web上で最も使用されているビデオ・プラットフォームでもあります。この新しいプレイヤーは、AMDプラットフォーム上のCPUとGPU両方のリソースを活用し、従来よりもさらに優れた表示や動作を実現します」

アドビ システムズ社のDavid Wadhwani氏(Platform Business Unit、General Manager and Vice President)は、次のように述べています。

「AMDは、x86ベースのプラットフォーム上においてCPUとGPUの両方を活用し、新しいAdobe Flash Player 10.1をはじめとする人気アプリケーションのパフォーマンスを向上させることに関して、業界のトップを走ってきました。一般ユーザーはAMD搭載Windows PC上で、Adobe Flash PlatformによるリッチなHDビデオ・コンテンツをさらにスムーズに視聴できるようになります」

アドビ システムズ社との協業はAMDにとって、また、生き生きとしたHD、Blu-rayビデオの再生、現実と見まがうような3Dゲーム、極めて鮮明な写真や、写真、音楽、ビデオを編集する際のマルチタスク処理能力など、リッチなPCエクスペリエンスをAMDプラットフォームを通じてユーザーに提供する新しい小売・電子小売環境でのAMDのブランド・アイデンティティ「VISION」にとって、新たなマイルストーンのひとつとなるものです(※2、3)。また2009年6月には、AMDとアドビ システムズ社は様々な複雑なビデオ編集作業のパフォーマンスを劇的に高める、Adobe Premiere Pro CS4向けのベータ版プラグインを発表しています(※4)。

Flash Player 10.1の評価用ベータ版は、アドビ システムズ社のウェブサイトから本日よりダウンロードいただけます。アドビ システムズ社によるFlash Player 10.1の一般向けリリースは、2010年上半期に予定されています。

Abode Flash 10.1は以下を含むAMDのグラフィックス製品を搭載したノート、およびデスクトップ・プラットフォームにおいて加速化されます。

  • 「ATI Radeon HD 4000シリーズ」、「ATI Radeon HD 5700シリーズ」、「ATI Radeon HD 5800シリーズ」グラフィックス
  • 「ATI Mobility Radeon HD 4000シリーズ」グラフィックス、および本シリーズより上位の製品
  • 「ATI Radeon HD 3000シリーズ」統合グラフィックス、および本シリーズより上位の製品
  • 「ATI FirePro V3750」、「ATI FirePro V5700」、
  • 「ATI FirePro V7750」、「ATI FirePro V8700」、
  • 「ATI FirePro V8750」グラフィックス・アクセラレーター、および本製品以降の製品

■補足資料(英文)


(※1)新しい「Flash Player」への対応には、適切な「ATI GPU」と「Catalyst」ドライバーが必要です。
(※2)Blu-rayの再生にはBlu-rayドライブとHD対応パネルもしくは外部モニターが必要です。
(※3)全ての機能が全てのPCでサポートされるわけではありません。各モデルの具体的な機能や対応可能なテクノロジーについてはご使用PCの製造メーカーへお問い合わせください。
(※4)Adobe Premiere Pro CS4向けのベータ版プラグイン( http://www.adobe.com/products/premiere/ )は、動画エンコード性能を大幅に向上させることが実証されています。プラグインをインストールした場合、Adobe Premiere Pro はH.264、1440x1080i 29.97 fps、High Qualityファイルを47.3秒でエンコードしたのに対し、プラグインを使用しない場合、同じファイルをエンコードするのに372.5秒かかりました(1440x1080i 29.97 fps High Quality、Video Bitrate = CBR 15 Mbps、Audio Bitrate = 128 kbpsを基にカスタムプリセットした状態)。これは、エンコード速度が8倍近く向上したことを示しています。

システム仕様:「AMD Phenom II X4 955 3.2GHzプロセッサ」、8GB Corsair Dominator CM3X2G1866C9D メモリ、Sapphire ATI Radeon HD4870 1024MB、Windows Vista Ultimate x64 SP1

Adobe Premiere Pro CS4向けプラグインの性能は、システム構成、また使用するATI Radeon製品、ソースファイル、出力設定によって変動します。

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