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[E3 09]“モンハン持ち”は難しいがホールド感は良好。SCEブースでPSP goを触ってみた
噂はやっぱりホンモノだった! SCE,UMDを廃した新型PSP「PSP go」を発表。日本では11月1日に発売
PSP goで動作していたソフトは,プレスカンファレンスで山内氏が「この小さなハードの中に“GT”が詰まっています」と自信ありげに語っていた,PSP版「グランツーリスモ」。ゲームそのものもたっぷりとプレイ/紹介したかったのだが,時間が限られていたため,取り急ぎPSP goにフォーカスしたレポートをお届けする。
方向キーや○△□×ボタンは,PSP-1000,PSP-2000と比べてストロークが浅く,すぐに底に付く。現行機種であるPSP-3000のSTART/SELECT/PSボタンの押し具合に近く,より安定感を増して,わずかに深くした感じといえば伝わりやすいだろうか。クッション性のようなものはほとんどなく,カチカチと押せる感じだ。
また,アナログパッドがやや内側に付いているので,最初に見たときは違和感を覚えたのだが,実際にPSP goを手に取ってみると,自然に親指を伸ばした位置にパッドがあり,据え置きゲーム機のコントローラのような感覚で遊べることに気づいた。PSPのLボタンを左手中指で押す持ち方(いわゆるモンハン持ち)は難しそうだが,L/Rボタンを人差し指で押す一般的な持ち方であれば,PSP goのホールド感はかなり良好だ。ちなみに,アナログパッドのヘッドは若干小さいが,ヘッドの位置がわずかに低いので,なかなか操作しやすい印象だった。
残念ながら,スライド機構の部分については,盗難防止のロックを兼ねた金具で固定されており,試すことができなかった。また,重量もUMDがなくなったことでかなり軽くなっているはずだが,その金具やアタッチメントの重量によって,本体そのものの軽量感は実感できなかった。
SCEによると,日本ではPSP-3000を軸に今後も展開していくそうだ。PSP goはUMDに依存しない,PlayStation Storeからのダウンロードコンテンツなどを楽しむユーザー向けの,特別仕様のPSPという位置づけで展開していくという。さらに,北米とはまた異なる展開をしていくとのことなので,海外のニュースサイトなどで北米展開の概要を知り,心配していた人も安心して良さそうだ。もっとも,PSP goがものすごい勢いで売れるようなら,方針の転換も十分考えられる。そのあたりは,ユーザーの反応次第というわけだ。
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グランツーリスモ
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