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Mad Catz,タブレット&スマートフォン対応ゲーマー向けキーボード「S.T.R.I.K.E. M」を発表。NFCでのペアリングに対応し,マクロ機能も搭載
Mad Catzのゲーマー向けキーボードシリーズ「S.T.R.I.K.E.」初のBluetooth接続モデルとなるS.T.R.I.K.E. Mは,同社が立ち上げたゲーマー向け周辺機器の技術規格「GameSmart」を採用しており,同社の据え置き型Androidゲーム機「M.O.
「Gloss white」(左)と「Gloss red」(右) |
製品の詳細はまだ明かされていないのだが,テンキーレスタイプで,タブレット端末サイズのフットプリントを持つとされているので,写真から受ける印象よりも小さめのキーボードではなかろうか。各キーにはバックライトも装備されているという。
写真を見ると,左上側に音量調節用の「Volume scroll wheel」とメディア操作用キーが並び,その右にはLEDインジケータを挟んで,マクロ操作用と思しき[M1]〜[M4]とかかれたキーが4個,配置されている。[M4]キーの下には[PROFILE]と書かれたキーが1つあるが,こちらはマクロプロファイルの切り替え用に使うのだろう。プレスリリースによれば,マクロコマンドは本体内に内蔵されたフラッシュメモリに保存できるとのことだ。
キーボード下側の左寄りには,NFCのロゴマークがあるので,ここにNFC対応機器を触れさせると,ペアリングが行われるとみていい。その右には,こちらもマクロ用と思われる[M5]と書かれたキーもある。
また,キーボード右上には2つのボタンと,それらに挟まれた黒い四角が見えが,これは,マウスの代わりとなる光学式ポインティングデバイス「Optical Finger Navigation Mouse Sensor」である。なのでおそらく,左右のボタンはマウスの左右ボタンに当たるのだろう。
なお,英文プレスリリースによれば,キーは明瞭なクリック感のある「micro P.U.L.S.E. scissor keys」になっているという。P.U.L.S.E.と言えば,「S.T.R.I.K.E. 3 Gaming Keyboard」で採用された,素速いキー入力が可能とされるメンブレンスイッチ構造が思い出されるが,そこに「scissor」と付記されていることからして,おそらくはパンタグラフ式の高速メンブレンスイッチになっているのだと思われる。
タブレットやスマートフォン向けのBluetoothキーボードは珍しいものではないが,S.T.R.I.K.E. Mほどはっきりとゲーマー向けを重視した製品は,ほかに聞き覚えがない。機能や価格を含めて分からないことが多いものの,とくにタブレットでゲームをプレイしている人は,今後こういう製品が登場するということを,覚えておくといいかもしれない。
Mad Catzの当該プレスリリース(英語)
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