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Mad Catz,バーチャル7.1ch出力対応ヘッドセット「TRITTON 720+」のUSBモデルと,PC&モバイル両対応のアナログ式ステレオヘッドセットを国内発売
今回発表になったのは,USB接続でバーチャル7.1chサラウンドサウンド出力に対応する「TRITTON 720+ 7.1 Surround Headset」(国内ではTRITTON 720+ PC 7.1 サラウンド ヘッドセット USB。以下,TRITTON 720+)と,アナログ接続でPCおよびモバイルデバイスとの接続に対応するステレオ出力モデル「Mad Catz F.R.E.Q. 3 Stereo Gaming Headset」(国内ではF.R.E.Q. 3 ステレオヘッドセット。以下,FREQ3)。メーカー想定売価は順に1万2800円(税込),9980円(税込)となっている。
TRITTON 720+ 7.1 Surround Headset
TRITTON 720+は,簡単に言うと,Dolby Laboratories(以下,Dolby)の技術を用いてバーチャル7.1chサラウンドサウンド出力を行うデコーダボックスが付属する「TRITTON 720+ 7.1 Surround Headset」(以下,720+ 7.1)から,デコーダボックスを廃した製品だ。720+ 7.1は光デジタルサウンド入力をサポートするため,PC以外のサウンド出力デバイスとも接続できたが,今回のTRITTON 720+はUSB接続ということで,PC専用となる。
Dolbyの技術を使うあたりは従来製品と同じながら,バーチャルサラウンド処理は専用のソフトウェアで行うようになっているとのことだ。
なおヘッドセット本体の仕様は720+ 7.1と同様らしく,50mm径のネオジムドライバーユニットを搭載し,左側エンクロージャに着脱式のマイクを備えている。本体のカラーバリエーションは,ホワイト,ブラック,レッドの3色だ。
TRITTON 720+ 7.1 Surround Headsetのブラック(左)とレッド(右) |
ただし当然だが,接続した端末側に類似の機能がない限り,アナログ接続時にバーチャルサラウンド機能は働かない。
デコーダボックスが付属しないため,ゲーム機との接続がサポートされない一方で,メーカー想定売価は720+ 7.1より2000円安価となり,また,光デジタル出力を持たないPCでも利用できるようになった,といったところだろうか。PCゲーム用にバーチャルサラウンド出力対応のヘッドセットを手に入れたいなら検討に値しそうだ。
F.R.E.Q. 3 Stereo Gaming Headset
一方のFREQ3は,PCだけでなくスマートフォンやタブレット端末での利用も重視されているためか,マイクブームを持たず,エンクロージャ側にマイクを内蔵した,ヘッドフォンのような外観が特徴となる。そのデザインはF.R.E.Q.シリーズの上位モデルと似ており,ドライバーユニットも上位モデルと同じサイズである50mm径のものになっているそうだ。
本体のカラーバリエーションは,ホワイト,ブラック,レッドの3色が用意されている。
PCやモバイルデバイスとの接続に使うアナログケーブルは着脱式で,PCとの接続時には3極3.5mm×2仕様のミニピンケーブル,モバイルデバイスとの接続時には4極3.5mm×1仕様のミニピンケーブルと,つなぎ換えて使うことになる。
Mad Catz 公式Webサイト
「TRITTON 720+ PC 7.1 サラウンド ヘッドセット USB」を発売
ノートPCでも使えるUSB接続ドルビーヘッドフォン、ドルビー プロロジックIIx技術を採用
ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、7.1chサラウンドサウンドの再生に対応したUSB接続のパソコン用ヘッドセット「TRITTON 720+ PC 7.1 サラウンド ヘッドセット USB」(以下、720+PC)を2014年3月14日に発売します。
税抜希望小売価格は、12,190円(税込 12,800円)になり、3色(ホワイト、ブラック、レッド)のカラーバリエーションがあります。同製品は、Windows OS(XP以降)のパソコンに対応し、4極3.5mmステレオミニプラグに対応するスマートフォンなどでも使用できます。
720+PCは、光接続を採用した既存製品「TRITTON 720+」より、光デジタルのデコーダーボックスの代わりにUSB接続と専用ソフトウェアを使用することで、7.1chサラウンドサウンドをドルビーヘッドフォン技術を使用して手軽に臨場感の高いゲーム音響を実現しています。
また、USB接続の採用により、光デジタル音声出力を持たないノートパソコンでも使用できるようになりました。
720+PCは、大型の50mmサイズドライバーを採用し、高音質で迫力のあるサウンドを提供します。
720+PCは、インラインコントローラーにより、ボリューム調整、マイクミュート、サラウンド機能のオンオフ切替が行えます。
マイクは、着脱可能なフレキシブルマイクを採用し、使用しないときには外してヘッドフォンとして使える他、マイクの入力音量を口とマイクブームの距離を調節することで可能です。
3種類(ホワイト、ブラック、レッド)のカラーバリエーションがある他、3.5mm(4極)ステレオミニ端子対応のスマートフォンのヘッドセット、ヘッドフォンとしても使えます。
<製品概要>
「F.R.E.Q. 3 ステレオヘッドセット」を発売
Windows/Mac/スマホで使用可能
3色(ホワイト/ブラック/レッド)カラーバリエーション
ゲーム用周辺機器における世界大手メーカー米Mad Catz Interactive, Inc. の日本法人、マッドキャッツ株式会社(所在地: 東京都世田谷区、代表取締役社長: 松浦 武敏)は、スマートフォンの着信にも対応したゲーマー向けヘッドセット「F.R.E.Q.3 Stereo Headset」(フリーク3 ステレオヘッドセット、以下 FREQ3)を2014年3月14日に発売します。
税抜希望小売価格は9,505円(税込9,980円)になり、3色(ホワイト、ブラック、レッド)のカラーバリエーションがあります。接続方式はアナログ(3.5mmピンク&グリーンまたは、3.5mm4極ステレオミニ)です。
FREQ3は、Windows、Macのパソコン、iPhoneなどのスマートフォンにもに対応したヘッドセットで、上位機種と同じ大型サイズの50mmドライバーを採用し、骨太な低音域から繊細な高音域までをバランス良く再現します。
イヤーカップ上には、ボリュームダイヤル、マイクミュートスイッチなどのほか、スマートフォンへの通話の着信ボタンも装備しています。音楽再生時には、この着信ボタンにより楽曲の選曲操作も可能です。
マイクはイヤーカップ内に内蔵されており、外出時に装着しても、ヘッドフォンと変わらないさり気なさがあります。
接続は、パソコンには3.5mm ピンク&グリーン プラグケーブル (同梱) または、4極の3.5mm ステレオミニプラグゲーブル(同梱)を使用し、スマートフォンには、4極の3.5mmステレオミニプラグゲーブル(同梱)を使用します。
カラーは3色(ホワイト、ブラック、レッド)があり、お好みにあわせて選ぶ事ができます。
<製品概要>
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