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石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート
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印刷2011/01/24 10:30

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石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

画像集#005のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート
 1月22日(土),川崎CLUB CITTA'にて「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」が開催された。アークシステムワークスが誇る大人気2D格闘ゲーム,「GUILTY GEAR」シリーズおよび「BLAZBLUE」シリーズから,ユーザーリクエストによって選ばれた人気楽曲の数々が,生バンドで演奏された同イベント。本稿ではその模様をお伝えしていこう。

会場のロビーではオフィシャルグッズの販売や,複製原画の予約も行われた
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全身を駆け巡る石渡サウンドの濁流!

ついに実現した2大タイトル夢の饗宴


画像集#008のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート
 1月22日,川崎CLUB CITTA'は集まったファンにより超満員。オールスタンディングの会場は,ライブ開始前から冬の寒さを物ともしないほどの熱気に包まれていた。
 ライブがスタートすると,まずはスクリーンにて「GUILTY GEAR」「BLAZBLUE」歴代シリーズの映像が,それぞれの印象的なテーマソングと共に流され,作品が移り変わるたびに会場からは大きな歓声が上がっていた。
 初っ端から全力で盛り上がっている会場に若干驚かされたが,一曲目の「CONTINUUM SHIFT」が演奏開始されるとファンの興奮度は一瞬にして最高潮へ。続けて「Rebellion」「Gluttony Fang」とノンストップで押し寄せてくる濁流の如き“石渡サウンド”に,会場全体がすっかり呑まれてしまっていた。


画像集#006のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート 画像集#007のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

マコト=ナナヤ役の声優,磯村知美さんと,「GUILTY GEAR」「BLAZBLUE」両作のサウンドコンポーザーであり,本イベントの主役とも言える石渡太輔氏
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 3曲の演奏が終わったところで,イベントの司会を務めるマコト=ナナヤ役の声優,磯村知美さんと,「GUILTY GEAR」「BLAZBLUE」両作のサウンドコンポーザーであり,本イベントの主役とも言える石渡太輔氏がステージに登場。「石渡太輔ワールド全開で行きますよ!」とファンの興奮をあおり立てていた。

 両名が一旦舞台袖へと消えると,再び演奏が再開。「noontide」「Suck a Sage」「Rubble Song」と,体の芯までズンズンと響いてくるような大迫力のサウンドが続いたのち,ノエル=ヴァーミリオン役の近藤佳奈子さんがステージに登場。直前までのハードコアな雰囲気が嘘であったかのように「Stardust memory〜約束の場所〜」をしっとりと歌い上げていた。
 MCタイムでは「コンドムじゃないもん!」と,会場のファン相手にお約束(?)のやりとりが行われていたが,最終的には「もう好きなように呼ぶがいい……」と諦めた様子。休憩もそこそこに,お次は直前の曲とはうって変わって激しい曲調が印象的な「Love so Blue〜蒼の鼓動〜」を熱唱していた。

ノエル=ヴァーミリオン役の近藤佳奈子さん
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 近藤さんが舞台袖へ消えると,続いて「烈風」が流れだし,シシガミ=バング役の小山剛志さんが登場。見ていて「脳の血管がブチギレるんじゃないか……」と心配してしまうくらい激しいシャウトと振り付けを見せてくれた。
 歌い終わった直後はさすがに息も絶え絶えだったが,しばらくすると「乳首見せましょうか」と下ネタを飛ばせるくらいに回復。次に,ライブでは今回初めて歌うという「お前の鉄槌に釘を打て」を披露してくれたのだが,本来の歌い手である影山ヒロノブさんにも負けない迫力で,会場は大いに盛り上がっていた。

シシガミ=バング役の小山剛志さん
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「BLAZBLUE」のプロデューサーである森利道さん
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 ここで前半部分が終了し。バンドメンバーの方々は一旦舞台袖へ。入れ替わるようにして磯村さん,石渡さん,近藤さん,小山さん,そして「BLAZBLUE」のプロデューサーである森利道さんが登場し,トークコーナーが開始された。
 ファンから寄せられた質問に答えていくという形式で,途中小山さんが乳首やパンツをチラ見せするなどのハプニングはあったが,「GUILTY GEARで初めて作った楽曲はミリアのテーマ」「GUILTY GEARの新作については……期待してていいんじゃない?」「BLAZBLUEで一番苦労したのはラグナのテーマ」等々,石渡さんから貴重な話を聞くことができた。
 また,今年春に発売予定のPSPおよびニンテンドー3DS用ソフト「BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT II」のPVも上映されたが,その直後に小山さんの口から飛び出した「3DSって3Pか何かのことだと思ってた」というコメントによって,なんか色々と吹っ飛んでしまった。

画像集#020のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート 画像集#019のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート
画像集#021のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

 そしてライブは後半へと突入。「Still in the Dark」「Lust SIN」「Get Down To Business」「Condemination Wings」と,クライマックスを一気に盛り上げるかのように両作の人気曲が交互に披露され,最後に「Holy Orders III」の演奏が終わったところで会場が暗転してバンドメンバーが舞台袖へと消えていった。

 それから鳴り止まぬアンコールに応える形で,声楽家の北澤幸さんによる荘厳なコーラスが印象的な「Awakening The Chaos」が演奏された後,「The Cat Attached to Rust」で感動のフィナーレを迎えた。

画像集#022のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート 画像集#023のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート
画像集#024のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

 最後に,ライブ終了後に行われた囲み取材の模様をお届けして本稿を締めとさせて頂こう。

画像集#025のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

――ライブを終えての感想をお願いします

森さん:
 成功という形でいいと思います。スタッフの皆さんとイベントを企画してくれたスタージャムさんには感謝の言葉もありません。是非またこういうライブを開催したいです。

小山さん:
 以前行われたライブで全力を出し切れなかったリベンジをするために来たのですが,僕自身としては完全燃焼できたと思っています。ただ,「俺はもうちょっとできる子なんじゃないか」という気もします。またこういった企画があれば,ぜひお声をかけていただければと思います。

磯村さん:
 今回は第1回ということで,個人的にはメインキャラクター周りの選曲が多かったように感じました。次回はもうちょっとサブキャラにもスポットを当てていただけると……私も沢山リクエストしたいと思います。またこういう機会がありましたらみんなと一緒に盛り上げていきます。

石渡さん:
 いまだ興奮冷めやらぬ状態なんですが,感無量という言葉に尽きるかなと。まだまだやっていない楽曲も残っていますし,これから新しい作品もあるのかな……なんてところで,どんどん曲を作っていきたいと思います。そしたらまた2回,3回と新たなライブを開催していきたいですね。できれば地方とかでも。

近藤さん:
 最初からお客さんのテンションがハンパなくてすごく緊張したんですけど,ステージに立ったらお客さんの熱気とサウンドの波が私を支えてくれたので歌うことができました。すごく楽しかったです。まだ歌っていない曲もありますので,次回開催があったときには歌わせていただけたら嬉しいです

――石渡さんの楽曲を生バンドで演奏するのは非常に大変だと思うのですが,ライブの再現度はいかがでしたか?

石渡さん:
 人間ってやればできるんだなって思いました(笑)。そのうち空も飛べるんじゃないかという勢いで,非常に完成度が高かったと思います。僕自身も満足です。

――では,演奏するコツは?

石渡さん:
 ギタリストによれば,油断して自分のテンションを入れようとすると失敗するので完コピするしかないと(笑)。体に叩き込まないと無理みたいです。

森さん:
 気合と根性と愛だよ!

――今回のライブが開催されたきっかけはなんだったのでしょうか?

石渡さん:
 ライブ自体は8年か9年くらい前に「GUILTY GEAR」単独のを開催したことがあるんですよ。それからだいぶ時間が経って,スタージャムさんから「曲も溜まってきたことだし,ライブやろうよ」という話がありまして。その時はちょうど収録中で,バンドメンバー的には「ハハッバカな(笑)」という感じだったのですが,どんどん話が進んでいつの間にかやることに(笑)。でも,超絶テクニカルなメンバーのおかげで無事開催することができました。

――今回のライブで作曲へのモチベーションも高まったと思うのですが,今後はどのような曲に挑戦してみたいですか?

石渡さん:
 僕も頑固なので,同じような系統でさらなる高みを目指していきたいなと。あとは歌物で本格的に洋楽のようなものを作れないかなと考えています。

――ありがとうございました。

画像集#026のサムネイル/石渡サウンドが生演奏で完全再現! GUILTY GEAR新作についても言及された「GUILTY GEAR×BLAZBLUE MUSIC LIVE 2011」の模様をレポート

※セットリスト

1 CONTINUUM SHIFT (BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT OP)
2 Rebellion(ラグナテーマ)
3 Gluttony Fang(ハザマのテーマ)
4 noontide(ソルVSカイのテーマ)
5 Suck a Sage(チップのテーマ)
6 Rubble Song(AC版BLAZBLUE CONTINUUM SHIFT ENDING)
7 Stardust memory〜約束の場所〜
8 Love so Blue〜蒼の鼓動〜
9 烈風
10 お前の鉄槌に釘を打て
11 Still in the Dark(ミリアVSザトーのテーマ)
12 Lust SIN(ジンのテーマ)
13 Get Down To Business(聖騎士団ソルのテーマ)
14 Condemination Wings(ツバキのテーマ)
15 Holy Orders ?(Be Just or Be Dead)(カイのテーマ)
16 Awakening The Chaos(ν-13-・Λ-11-のテーマ)
17 The Cat Attached to Rust (GUILTY GEAR イスカ ENDING)


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