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あのピット君が力強く成長した姿を3D立体視で堪能。ニンテンドー3DSタイトル「新・光神話 パルテナの鏡」プレイレポート
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3D世界になったパルテナの鏡
今回,武器は3種類から選択可能
さて,出展されていたバージョンでは,難度イージーの「第一章」か,難度ハードの「第四章」をプレイできるようになっていた。どちらかを選ぶと,次に主人公であるピットが装備する武器を選択するよう求められ,「射爪」(しゃそう),「斬剣」(ざんけん),「衛星」(えいせい)の3つから選ぶことになる。インストラクターによれば,射爪が最も近接戦闘に向き,衛星が最も遠距離攻撃に向くという。
どの武器を選択しても,遠い敵は射撃,近い敵は打撃で攻撃。攻撃方法は自動的に切り替わる |
両肩に浮いているのが衛星。左右からビームのような弾を放つようになっている |
筆者がまず試したのは第一章「パルテナ再臨」。装備は地上での近接戦に強い「射爪」を選んでみた。
ステージの前半は,決められたルートを飛行しながら進んでいく,いわゆるレールシューティングになっており,現れる敵を次々と倒していくという内容だ。3D画面で展開するスピード感あふれる空中戦はかなりの迫力だ。戦闘中のピットと女神パルテナとの会話がフルボイスで展開されるという,ツボをついた演出もある。
敵キャラは,旧パルテナの鏡に登場した「モノアイ」や「ミック」「ダフネ」などなど。当時を覚えている人には懐かしい敵キャラが,3Dとなって襲いかかってくる。途中,3Dでかなり美しくなった(!?)メデューサが登場するシーンもあった。
操作は「スライドパッドでピットを移動させ,タッチペンでカーソルを動かして狙いをつけ,Lボタンで矢を放つ」といった流れ。敵に対して一定時間カーソルを合わせておくと,カーソルが大きくなり,威力のある“ため射撃”を行うことも可能だ。出展されていたバージョンでは,背景などにぶつかってしまうことはなく,敵からの攻撃だけに対応していればOKだった。
ステージ後半は地上へと降り,ここからは三人称視点の3Dアクションへと切り替わる。ピットはスライドパッドで地上を自由に歩き回れるようになっており,ステージ前半と同様に,タッチペンで敵を撃ちながら進んでいくのだが,地上では接近戦が可能になっていて,敵に近づいてLボタンを押すと,近接攻撃が出せるようになっている。
また,タッチスクリーンを素早く左右になぞると,そちらの方向へと素早く向きを変えることもできた。
今回は,素早くスライドパッドを入れて[L]ボタンを押すと発動する「ダッシュ攻撃」や,敵の攻撃を受ける寸前にスライドパッドを入れる「回避」などを上手く使い分け,無事打倒できた。威力や射程の上がるダッシュ攻撃や,スライドパッドを素早く入力することで発動できる回避,タッチスクリーンを利用した向きの変更&狙い定めが,プレイのキモになるようだ。
第4章のプレイにあたっては,矢ではなくビームを利用でき,遠距離攻撃に長けた「衛星」を選んでいたのだが,ここでは,正面に立ちはだかる巨大な死神の顔を,やや離れた距離から集中攻撃して,こちらも難なく討伐。……いや,インストラクターのお嬢さんから的確なアドバイスを受けられたからなんですけどね。
第四章では谷間を抜けていくピット。スクリーンショットで持っている武器は「斬剣」だ |
第四章のボス「ビッグ死神」。2階層に分かれた地形で,文字どおり巨大な敵と戦う |
ファミコン時代,「ヤラレチャッタ」の頃のピット君の面影はなく,力強く成長した彼の姿を見ることができる本作。立体視に対応した3Dアクションゲームとしての完成度の高さは,気持ちのいい操作感覚から十分に感じ取ることができた。発売予定は2011年とされ,本体と同時発売なのかどうかといった詳細は明らかになっていないが,できるだけ早いタイミングでの登場を期待したい。
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