セガは,PlayStation 3用ソフト「
龍が如く OF THE END」に
出演する豪華俳優陣を発表した。
近江連合の二階堂哲雄を演じる俳優の
的場浩司さんや,東城会系組織組員・長濱友昭を演じる俳優の
杉本哲太さん,今回のヒロインである女性自衛官・浅木美涼を演じる女優の
栗山千明さんなど,実物とそっくりなキャラクターの画像と共に本作へのコメントを添えて紹介されているのでさっそくチェックしておこう。
◆ キャスト紹介 ◆
■的場 浩司(まとば こうじ)
キャラクター:二階堂哲雄(にかいどうてつお)
●コメント
ゲームの収録は初めてだったのですが全てのシーンを座った状態で演技しなければならなかったのでとても難しかったです。あと自分は“武蔵の国の男”なので関西弁のイントネーションにも気を使いました。リアクションだけで何パターンも声を収録するのには驚きましたが非常にいい経験をさせてもらいました。“二階堂哲雄”はワルの部分だけではない非常に切ない男で演じていてとても胸が熱くなりましたね。自分の演じたキャラクターが完成した「龍が如く OF THE END」でどんな芝居をしているのか凄く楽しみで早くプレイしたいですね。
●プロフィール
1969年3月28日生まれ。埼玉県出身。
1988年映画『首都高速トライアル』で本格デビュー。テレビドラマ『はいすくーる落書』『ママハハ・ブギ』(1989年TBS)『素顔のままで』『誰かが彼女を愛してる』(1992年フジテレビ)『ええにょぼ』(1993年NHK)など様々な話題作に出演後、『代紋TAKE2』(1993年NTV)で初主演を果す。2010年10月から始まるTBS『水戸黄門 第42部』では渥美格之進役での出演が決定している。俳優業以外でも多くのバラエティ番組へ出演。近年は趣味の“スイーツ好き”を活かしガイド本の出版やコンビニとのコラボ商品のプロデュースなどマルチな才能を発揮している。
■杉本 哲太(すぎもと てった)
キャラクター:長濱友昭(ながはま ともあき)
●コメント
ゲームの出演は初めてで、最初に声を収録して後から声に合わせてキャラクターの口の動きをつけるというやり方を聞いて驚きました。映像が無い中での収録だったので台本からシーンを想像して演技をするのが難しかったですね。“長濱”は極道なのですが味方なのかそれとも裏切るのか分からない雰囲気のキャラクターなので、あえて役作りはしないフラットな状態で収録に望みました。みなさんも彼が最後にどうなるのか楽しみして下さい。
●プロフィール
1965年7月21日生まれ。神奈川県出身。
1981年ロックバンド『紅麗威甦(グリース)』で歌手デビュー。同年テレビドラマ『茜さんのお弁当』(TBS)でドラマデビューを果す。1983年映画『白蛇抄』で日本アカデミー賞新人賞を受賞。その後様々な映画やテレビドラマに出演。2010年、NHK大河ドラマ『龍馬伝』、映画『アウトレイジ』など多数の話題作やCMへ出演し、その確かな演技力を示している。
■栗山 千明(くりやま ちあき)
キャラクター:浅木美涼(あさぎ みすず)
●コメント
元々「龍が如く」が大好きだったので出演が決まった時は嬉しかったのですが、逆によく知っているだけにプレッシャーもありました。私は「龍が如く」「龍が如く2」「龍が如く3」とプレイしていたので収録中「きっと桐生さんはこんな感じでセリフを返してくれるだろう」と想像しながら演技することが出来ましたね。今作「龍が如く OF THE END」では私の演じた“浅木美涼”が登場するのはもちろんですが、大好きなキャラクターの真島さんが操作できるという事なので今から凄く楽しみです。
●プロフィール
1984年10月10日生まれ。
1999年第1回ミス東京ウォーカー受賞後、映画『死国』で本格的に女優デビューを果す。映画『バトル・ロワイアル』(2000年)出演後、2003年クエンティン・タランティーノ監督作品映画『キル・ビルVol.1』に出演。同作品内の戦闘シーンが「The MTV Movie Awards 2004」で『Best Fight賞』を受賞するなど大きな話題を呼んだ。また2007年には『ベストドレッサー賞』『ベストレザーニスト賞』を受賞するなどファンションリーダーとしても注目され2010年、テレビドラマ『熱海の捜査官』(テレビ朝日)、映画『NECK』など近年も話題作に多数出演している。
■徳重 聡(とくしげ さとし)
キャラクター:堂島大吾(どうじま だいご)
●コメント
「龍が如く」シリーズは4作目の出演なので“堂島大吾”を演じるのは慣れてきたはずだったのですが、今回は今までとかなり内容が変わっていたので初めて参加させていただいた「龍が如く2」の時と同じような心境で収録に望みました。今回は大吾の弱い部分や笑顔など今まではあまり無かった感情を表現するのが難しかったですね。今作「龍が如く OF THE END」は僕自身も出来上がりがまったく想像できません。しかしみなさんが「龍が如くこうなったか!」と楽しんでプレイしてもらえる作品になっていると確信しています。
●プロフィール
1978年7月28日生まれ。静岡県出身。
2000年、応募総数5万2005名の中から『21世紀の裕次郎を探せ!』でグランプリを受賞。2004年テレビドラマ『西部警察SPECIAL』でデビュー。同年スペシャルドラマ『弟』映画『レディ・ジョーカー』に出演。その後、映画『俺は、君のためにこそ死ににいく』(2007年)テレビドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(2006年〜TBS)『結婚』(2009年テレビ朝日)と話題作に出演。将来を嘱望される俳優の一人。
■石橋 蓮司(いしばし れんじ)
キャラクター:おやっさん
●コメント
ゲームへの出演依頼には少し驚きましたが、役者として常に好奇心を持って新しいものにチャレンジしたいと思い今作への出演を決めました。CGの表現技術が凄いのでそのうち役者がいらなくなってしまうと心配になりましたよ。私はたこ焼き屋の店主という役ですが、短いセリフが多いのですが行間で“おやっさん”の感情を表現できたと思います。自分がゲームの世界に入るというのは非常に楽しみですが、ゲーム中の自分の演技に“ダメ出し”しちゃうかもしれませんね(笑)。
●プロフィール
1941年8月9日生まれ。東京都出身。
1954年、劇団若草に所属、1965年劇団青俳の養成所に入所。1968年劇団現代人劇場に参加、劇結社櫻社を経て、1976年劇団第七病棟を旗揚げ。以来、主宰・演出・出演を担当し、現在に至る。1985年演劇『ビニールの城』で『ゴールデン・アロー賞演劇賞』受賞。1991年『第14回日本アカデミー賞最優秀助演男優賞』受賞など受賞歴多数。日本を代表する名優の1人。2010年、映画『今度は愛妻家』『人の砂漠』『アウトレイジ』など話題作に出演し抜群の存在感を発揮している。
■ピーター
キャラクター:DD(ディー・ディー)
●コメント
「龍が如く」シリーズはずっと興味のあった作品だったので出演のお話をいただいた時は嬉しかったですね。本当は関西弁バリバリの極道役がやりたかったですけどね(笑)。私が演じる“DD(ディー・ディー)”は年齢不詳の日系アメリカ人で物語の最後まで謎に包まれた男です。今回は声だけではなく、自分の顔を元にして作ったキャラクターが登場するので完成した映像を見るのが本当に楽しみです。みなさんの敵になるのか?味方になるのか?最後までハラハラさせると思いますので期待して下さい。
●プロフィール
1952年8月8日生まれ。大阪府出身。
1969年映画『薔薇の葬列』で俳優デビュー。同年デビュー曲『夜と朝のあいだに』で『第11回日本レコード大賞最優秀新人賞』を受賞し大きな注目を集める。その後、俳優として数々の舞台、映画、テレビドラマに出演。1985年黒澤明監督作品映画『乱』では“狂言師”役を熱演し圧倒的な存在感を披露した。近年はピーターと役者名の池畑慎之介の2つの名前を使い分け、コンサート、舞台、バラエティ番組出演とマルチな才能を遺憾なく発揮している。