ニュース
[CJ 2010]海洋冒険MMORPG「海之夢」のプロモムービーが摩力游ブースに。どんなゲームなのかを聞いてみた
さっそくどのようなゲームなのかをブースにいたスタッフに聞いてみたところ,自社制作の3Dゲームエンジンによる作品で,キャラクターのグラフィックスをカートゥーンレンダリングによって描いた2.5DのMMORPGになるという。
プレイヤーに用意された職業は,戦士/魔法師/聖職者/銃使い(弾丸ではなく炎が出る)の4種類。プレイフィールドは,普通のMMORPGと同じ陸地のほかに,海洋冒険物ということで,もちろん海上が登場。どちらのフィールドにおいても移動と戦闘が行える。
とはいえ,プレイヤーキャラクターは,いきなり海に出られるというわけではなく,陸地でクエストなどをこなしながらレベル10を目指し,クエストを受けて船を手に入れ,海へと漕ぎ出すのだ。序盤の冒険がチュートリアルを兼ねるといったところだろうか。
船は服や鎧といったアイテムと同じような扱いになっており,装備することで海にでられるようになる。なお船は,最初こそみんな同じものを貰うことになるが,成長していくとキャラクターの職業ごとに,大きさや強さなどが異なるという。
また,ボスモンスターなどから,優秀な船乗りが乗った船や,鉄製の船,飾りつけが変わった船(おしゃれ船?)など,さまざまな船が入手できるなど,通常のアイテムドロップと同じノリで,船が手に入るようだ。それにしても,優秀な船乗りが乗った船がドロップされるというのは,どんな状況なのかが気になるのだが,そこはゲームとしてのデフォルメだということで納得しておきたい。
そうすると,対人戦の場合は? と疑問に思うのだが,その前に対人戦の可否についても説明しておこう。
本作における対人戦は,同意を得て対人戦用の専用フィールドで戦う“PvP”と,海賊のように通常フィールド上でほかのプレイヤーを襲う“PK”が可能とのことだ。
PvPはレベル15以上になると遊べるようになり,1対1/2対2/4対4/8対8で対人戦が楽しめる。PKは,レベル19以上のプレイヤーが対象で,襲う側も襲われる側も,そのレベル以降は海賊に対する注意が必要となるようだ。
では対人戦での戦闘方式はどうなるのかというと,こちらはまさに海戦といった感じで,お互いの大砲の撃ち合いになるそうだ。
師弟システムは,師匠のプレイヤーがログイン中に,弟子プレイヤーの画面に帆のアイコンがあらわれ,それをクリックすることで,師匠と弟子の獲得経験値がどちらも1.5倍になるというものだ。効果は2時間。一緒にプレイしているときは,まさに帆に風(弟子のクリック)を受けて,順風満帆に師弟どちらもキャラクターの育成が楽しめるといった感じのシステムだ。
一方の,クエスト発生がランダムとなるシステムは,まさにそのままの意味で,同じNPCに話しかけたとしても,クエストが発生しないことがあるというもの。つまり出現頻度が低い,ボーナス的なクエストが隠されており,運がよければそれらに挑戦できるようだ。詳しく確認はできなかったが,それらのクエストはクリアが必須というわけではないので,ゲームの基本進行に影響はないという。
また,本作に交易の要素はないが,一般的な生産システムが実装されており,プレイヤーが生産したアイテムを販売するオークションシステムは用意される。
本作は中国で2010年8月中にクローズドβテストが行われ,10月末に正式サービスが開始される予定だ。海外展開については前向きに検討しているようだが,各国のパブリッシャの動向次第といったところだろう。
ブース内には,船を模したセットが設置されており,ご覧のとおり美女が乗船していた。こんな船に乗ってみたいものだ |
- 関連タイトル:
海之夢
- この記事のURL:
Copyright (c) 2010 Moliyo.com