ビル解体シミュレーション，「Demolition Company」のデモ版を4GamerにUpした。
　さまざまな機械を駆使して，ビルを安全に解体していかねばならないという内容で，8月30日に掲載した「奥谷海人のAccess Accepted」で紹介し，さらに昨日（9月6日）に掲載された週刊連載「海外ゲーム四天王」でも取り上げているので，それらも合わせて参考にしてほしい。「Farming Simulator 2009」で知られるドイツのゲームデベロッパ，GIANTS Softwareが制作した最新タイトルだ。


　このデモ版では，2つの解体ミッションがプレイできる。
　一つは，古いビルでの解体作業だ。ビル内部の階段を登って屋上に行き，そこにある小屋をジャックハンマーと呼ばれる大型ドリルのような機械を使って，手作業で解体していく。壁や柱にハンマーの先端を当ててマウスボタンを押すと，ガリガリという音と共に壁にひび割れが走り，やがて崩れ落ちていく。画面右下の緑色のバーが解体の進行度を示しており，これがフルになればミッションは成功だ。その下の赤いバーは危険度を示しており，これがフルになるとミッションは失敗となってしまう。建物の破片が地上に落ちると赤いバーが増えていくのだが，足場の悪いところもあり，どの方向からジャックハンマーを当てるかが重要になりそうだ。

　もう一つは，古くなった警察署の解体だ。こちらでは“エキスカベーター”と呼ばれるブルドーザーと掘削機をミックスしたような重機を使った，本格的な解体作業を楽しめる。
　エキスカベーターの操作方法にはちょっと慣れが必要だが，解体作業自体は簡単だ。壁や柱に掘削機を押し当て，どんどんと壊していこう。ある程度壊れたら，重機の前部に付いた排土板を使って突き崩してもいいだろう。

　爆薬や巨大重機を使っての解体ミッションはないものの，建物を壊すというなかなか味わえない経験ができるはずだ。

「Demolition Company」公式サイト

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