「アスタリア」，ゲームの肝となる“PvPシステム”の内容が判明。各職業をイメージしたキャラクターイラストも公開に

　アラリオが2011年春にサービス開始を予定しているMMORPG「アスタリア」のPvPシステムの情報およびキャラクターイラストが，本日（1月12日）公開された。

　人数制限のない大規模なGvGや，マップ上のさまざまな位置に設定されているPvPエリアでの対人戦が魅力となる本作。それだけに，PvPシステムの内容は重要なポイントとなるので，しっかりと覚えておきたい。

　本作には，「性向値」という概念が存在する。この値が0を基準としてプラスならばそのキャラクターの性向は「Lawful」に，マイナスならば「Chaotic」になる。プレイヤーの性向値は，性向値が0以上のキャラクターを倒す，つまりLawfulのキャラクターをPKするたびに-5000されるが，ChaoticのキャラクターをPKした場合は性向値が減少することはない。

　性向値を犠牲にしてPvPを行うメリットとしては，倒した相手の経験値の一部を入手できることと，倒した相手の装備品を構成する結晶体（装備品の能力に大きく影響を与えるアイテム）を入手できる可能性があることの2点。ただし，自分が倒されてしまった場合は，逆に経験値や結晶体を失う可能性があることは念頭においておこう。


　ちなみに，無差別なPKを防止するための「正当防衛」というシステムが用意されており，先に攻撃してきたキャラクターに対してLawfulのキャラクターが反撃した場合のみ，性向値の変動が起こらないようになっている。
　また，ゲーム内には，経験値の減少や性向値の変動が起こらない「自由闘技場」という施設も存在するので，ペナルティなくPvPを楽しみたいという人はこちらを活用しよう。


　最後に，本作に登場する5つの職業を象徴したキャラクターのイラストを紹介する。ぜひ，こちらも合わせて目をとおしてほしい。

▽ヒューマンナイト
（Human Knight）
混乱のカドル大陸からドラゴンと魔物を追い出し、人間種族がこの地できらびやかな栄華をほこれるようになったのはひとえにヒューマンナイトの血と汗のおかげだった。命をかけた数々の危険な戦闘を掻い潜ってきたヒューマンナイトは強靭な体力と気高さを基盤にカドル大陸で不動の名声を積み重ねてきた。大儀と信念のために戦うヒューマンナイトは戦闘時、どんな野獣よりも強力で冷酷な姿に急変する。


▽ヒューマンロード
（Human Lord）
高貴な血筋を継ぐヒューマンロードは混乱の大陸カドルを暗黒神バルラックの手から救うため、強力な同志を集めてギルドを結成して活動している。そのあふれるカリスマと知性は、同士の間で常に信頼できるリーダーとして尊敬を集めている。血のにじむような過酷な鍛錬で培った戦闘能力と持って生まれた才覚で基本的な魔法もあつかえる。


▽ヒューマンプリースト
（Human Priest）
　神の意志に従い戦うヒューマンプリーストは通常の聖職者よりも戦士としての性格が強い。ヒューマンプリーストは聖職者しかあつかえない神聖魔法を駆使し、光の神アスタリアの聖域を守る。 暗黒神バルラックの暗黒魔法に真っ向から対峙し、邪悪なドラゴンと魔物との終わらない戦争の中、一歩たりともひるむことなく神の意志を守るために戦ってきた。暗黒の応襲がどれだけふりかかってきても決して曲がることのない信念の戦士がヒューマンプリーストだ。


▽エルフウィザード
（Elf Wizard）
精霊と人間の中間に位置する古代魔法の伝授者エルフウィザードは世捨て人のような神秘の存在として認識されてきた。しかし暗黒神バルラックと邪悪なドラゴンとの戦争が始まり、自分たちが長い時間をかけて身につけてきた古代魔法をつかい戦いに尽力した。肉体的な限界はあるがエルフウィザードがあつかう古代魔法はいかなる武器よりも破壊力を持ち、カドル大陸では誰もが一目をおく強力な存在感を固持している。


▽エルフナイト
（Elf Knight）
美しい容貌をもち自然をこよなく愛するエルフナイトは多様な武器を自由自在にあつかい、近距離、遠距離戦闘のすべてにおいて優れた能力を発揮し、カドル大陸をバルラックの魔の手から救うのに決定的な役割を果たした。しかしこのような平和も永続するものではなくバルラック勢力の復讐を阻止するため、とめどない戦争は続くのであった。

「アスタリア」公式サイト