すでにダウンロード数80万超！　世界を“ブロッキー”に変えた「Minecraft」が，いよいよβバージョンに移行

　急速にファンを拡大させつつある「Minecraft」だが，いよいよβ版に移行したと公式サイトで発表された。これまでのα版にどのようなアップデートが施されているのかについては，公式サイトから行ける制作者ブログに詳しい。

「Minecraft」公式サイト

　Minecraftは，さまざまなブロックを組み合わせて自分の好きなように世界を構築していくというサンドボックス（箱庭）型のゲームで，スウェーデンのMarkus Persson氏がたった一人で開発した作品だ。自由にオブジェクトを組み立てられる「クラシックモード」は2009年5月にリリースされており，その後，夜にモンスターが登場する「ベータモード」が追加されるなど，アップデートが繰り返されてきた。未完成版を購入してメンバーになれば，その後のバージョンはすべて無料でダウンロードできるという販売方法で人気に火がつき，現時点におけるダウンロード数80万件以上，メンバー登録者は250万人におよぶとのこと。


　発売以来，1年以上経ってようやくβ版に進んだことになるが，現在，β版は14.95ユーロで販売されている。いつになるか時期は未定だが，完全版が完成すれば20ユーロでリリースされる予定だ。

　「2010年で最も成功したインディーズゲーム」と言われているが，未プレイの人に「ブロックを重ねて世界を構築していく」というだけのコンセプトを伝えても分かりにくいだろう。上のほうにYouTubeで公開されている公式ムービーを掲載しているので，ぜひ参考にしてほしい。