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PlayStation Mobileの専用コンテンツは10月3日に配信開始。シャープと富士通のPlayStation Certified参加も発表
PlayStation Mobileは,Android OSをはじめとしたオープンなシステム上でPlayStationのコンテンツを提供する取り組み。
PlayStation Mobile専用コンテンツの配信は,日本,アメリカ,カナダ,イギリス,フランス,ドイツ,イタリア,スペイン,オーストラリアの9か国で行われる予定。日本でのサービス開始時には,アクションやアドベンチャー,パズルといった約30のコンテンツが50〜850円(税込)の価格で販売されるとのことだ。
公式サイトでは,タッチ操作でプレイできるミニゲーム集「みんなのミニゲーム」や,定番パズルの「ナンプレ10000」といったゲームのほか,パーティーアプリの「白黒ガッツリつけるクマ」などが紹介されている。従来のPlayStationコンテンツよりカジュアル寄りのラインナップとなりそうだ。
この発表と同時に,PlayStation Mobile対応端末のライセンスプログラムである「PlayStation Certified」に,シャープと富士通が参加することも明らかになった。
これまでHTCやASUSTeK Computerの参加が発表されているが,ソニー以外の国内メーカーが参加するのは初となる。
さらに,PlayStation Mobile専用コンテンツの開発キット「PlayStation Mobile SDK」を含む「PlayStation Mobile Developer Program」の提供が11月に開始されることも発表された。これにより,開発者は年間99ドルでSCEとのライセンス契約を結べば,PlayStation Storeを通して開発コンテンツを配信できることになる。
PlayStation Mobileは当初「PlayStation Suite」としてスタートしたもので,現在は初代PlayStationタイトルを中心としたコンテンツを提供している。いよいよ専用のコンテンツが配信されることになるほか,ハードウェアやコンテンツの開発にも拍車がかかりそうなので,今後の展開に注目だ。
PlayStation Mobile公式サイト
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