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[Gamescom]「ARMA 3」のマップには50の町村,130万もの人工物が。途方もないミリタリーシミュレーションの開発は続く
自社ゲームエンジン「Real Virtuality 4」を使った,驚愕のグラフィックスが話題の本作。今回のデモでは,Bohemia Interactiveから発売されたヘリコプターシミュレーション「Take on Helicopters」の物理モデルを利用して,新たに追加された戦闘ヘリや,装甲車を使った目的地までのドライブ,さらには自走砲を相手の基地に撃ち込むシーンなどを見せてもらえた。
開発は進んでいるとはいえ,まだまだゲームプレイの部分は完成していない様子だが,320平方kmという広大なマップを持つ本作なだけに,オブジェクトを追加していくだけでも大変な作業であるとのことだ。
本作のマップは,ギリシャのエーゲ海に実在するリムノス島,ストラティス島を地勢的に完璧に再現しているだけでなく,その島々に繁殖する草木でさえも,現地取材を行って盛り込んでいるのだという。さらには,ゲーム中に両島あわせて50もの町村が登場し,設置される建造物やラジオタワー,ガードレールといった人工物は130万種類にも及ぶそうで,そのマニアックさは尋常ではない。
今のところ,現時点で公開されているのはストラティス島のみなのだが,Bohemia Interactiveによれば,それでも「Battlefield 3」で最大と呼ばれるマップと比較して,陸地だけでも5〜6倍の面積があるそうだ。1つの村から隣り村まで徒歩で移動するには,実際の島で歩いてみるのと同じだけの時間がかかるというのだから,そのマップの制作には,大変な手間が掛かっているのだろう。
「ARMA 3」公式サイト
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