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想定科学を手の中に。フォーントリガーがより直感的になったiPhone版「STEINS;GATE」のインプレッションとプレイムービーを掲載
いわゆるファンディスクにあたる「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」(X360)も2011年6月に発売され,4月から2クール(約6か月)にわたって放映されるテレビアニメも好評を博したまま,間もなく佳境を迎えようとしている。
そんな折,ゲームやアニメに加えて,コミカライズやノベライズなど言葉どおり多方面に展開してきたSTEINS;GATEが,今度はiPhoneやiPadで楽しめるようになった。しかも原作の物語や演出はそのまま再現されており,iPhone/iPadへの最適化もなされている。
というわけで,今回はiPhone版「STEINS;GATE」に取り入れられた直感的な操作について,動画と合わせてお伝えしていこう。
iPhone版「STEINS;GATE」公式サイト
直感的になったフォーントリガー
STEINS;GATEの特徴の一つとなっているのが,携帯電話を用いたルート分岐システム「フォーントリガー」だ。これは従来のADVのように選択肢を選ぶのではなく,主人公が持っている携帯電話にかかってくる電話や,送られてくるメールに対してどのように対応したかで,その後の展開が変わっていくというシステム。
これまでのSTEINS;GATEでは,該当のボタンを押すことでフォーントリガーを起動して(携帯電話を開いて)いた。しかし,iPhone版ではiPhoneを縦持ちすることで即座に,そして直感的に起動できるようになっている。
文字にすると「なんだそれだけか」とも思えるが,「横持ちのiPhoneを縦にしてフォーントリガーを起動する」という動作は,なんとなく「携帯をポケットから出して開く(使う)」に通じる感覚がある。実際にやってみると,ただそれだけのことで没入感が増すのだから人の感覚というものは不思議である。百聞は一見にしかず,今回の動画にはフォーントリガーを起動するシーンも入れてみた。原作のグラフィックスがかなり美麗に再現されているところにも注目しつつ見てほしい。
iPhone版STEINS;GATEは容量は約2GB。価格は3000円(税込)でアプリとしては高級な部類だが,各コンシューマ版との兼ね合いを考えれば妥当と言える。iPhoneでいつでも楽しめるということにメリットを感じる人にとってはむしろ嬉しい価格設定なので,アニメを見て原作をプレイしたいと思った人やリピーター,完全に初見という人も,この機に遊んでみてはいかがだろう。
タイトル:STEINS;GATE
プラットフォーム:iPhone/iPod touch
iOS4.2以上 ※iPhone3GS以降、iPod touch 3G(2009年9月発売 32GB以上)以降
価格:3,000円(税込)
タイトル:STEINS;GATE HD
プラットフォーム:iPad
iOS4.2以上
価格:3,000円(税込)
※「STEINS;GATE HD」はiPad専用アプリとなります。
カテゴリー:ゲーム>アドベンチャー
レーティング:12+
言語:日本語
発売元:株式会社MAGES.
プレイ人数:1人
著作権表記:(C)2009-2011 5pb. /Nitroplus
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※掲載したスクリーンショットは,すべてiPhone版で撮影したものです
- 関連タイトル:
STEINS;GATE
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