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ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン公式サイトへ
  • スクウェア・エニックス
  • 発売日:2012/08/02
  • 価格:通常版:3800円(税抜),Wii USBメモリー同梱版:8980円(税込)/ オンラインサービスは月額課金制
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新システム「特訓モード」や「コマンドコミュニケーション」,「魔法の迷宮」についても明らかになった「ドラゴンクエストX」ステージをレポート
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印刷2012/12/22 23:37

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新システム「特訓モード」や「コマンドコミュニケーション」,「魔法の迷宮」についても明らかになった「ドラゴンクエストX」ステージをレポート

 本日(12月22日),幕張メッセ 国際展示場で行われている「ジャンプフェスタ2013」のスクウェア・エニックス特製ステージにて,MMORPG「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」の大型アップデート第2弾(バージョン1.2)「世告げの姫と魔法の迷宮」に関するトークショウが行われた。
 ステージにはプロデューサーの齊藤陽介氏とディレクターの藤澤 仁氏が登壇し,実機デモを交えながら「世告げの姫と魔法の迷宮」の魅力を解説していった。本稿では,その模様をレポートしていこう。

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 トークショウではまず,「(ドラクエXの)発売から4か月が経ってみての率直な感想は?」という質問が2人に投げかけられる。それに対し齊藤氏は「初めのうちはスタッフと一緒にプレイすることが多かったんですけど,最近は,正体を隠しつつではありますがプレイヤーの皆さんと一緒に遊んでいたりするので,また新しい楽しみが増えました」と回答。一方,藤澤氏は「皆さんがものすごい勢いで遊んでくれているので,開発スタッフもそれに追いつこう追いつこうと努力してきたのですが,今回バージョン1.2が出ることで,皆さんが楽しんでいただくスピードに開発スタッフも追いつけるかなと思っています」と話していた。

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プロデューサーの齊藤陽介氏
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ディレクターの藤澤 仁氏

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 続いては,実機デモを交えながら,「世告げの姫と魔法の迷宮」の魅力について迫った。今回のバージョンアップの目玉といえば,やはり「魔法戦士」「スーパースター」という2つの新職業が外せない。
 齊藤氏によると,魔法戦士には「フォース」という特技が用意されているという。フォースにはさまざまな種類のものがあり,それらを敵の性質によって使い分けることで,より高いダメージを与えることができるそうだ。デモでは,炎の姿をしたモンスター「フレイム」と戦うシーンがあったのだが,ここで魔法戦士が「アイスフォース」という氷属性の攻撃を放つことによって,通常攻撃よりも大きなダメージを与えていた。通常攻撃では50前後しか与えられなかったダメージが,70前後までアップしたのだ。
 一方,スーパースターのデモシーンでは「サインぜめ」という特技を披露。これはMPの代わりにゴールドを消費することによって,敵にダメージを与えるというものだ。齊藤氏いわく,スーパースターはほかの職業とは毛色が違う能力を多数持っているとのこと。

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 また,バージョン1.2ではレベル上限が55から60へとアップしている。上限を開放させるにはクエストをクリアしなければならないのだが,前回(version 1.1)の大型アップデートではレベル開放条件として,メガザルロックから稀にしか手に入れられないアイテムが必要だったため,非常に時間を要した。しかし藤澤氏いわく,今回はversion 1.1のときほど厳しくはないらしいので,ファンは一安心といったところだろうか。

特訓モードは,レベル50以上で受注可能なクエストを受けることによって使用可能になる。自分の状態を「特訓モード」に切り替えることによって発動するらしい。ちなみスキルポイントは,各職業別々でもらえるとのことだ
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 続いては,「特訓モード」という新モードが紹介される。特訓モードは,発動中に自分より格上の敵と戦うと経験値の代わりに「特訓スタンプ」なるものが1個手に入り,一定個数(1回目は100個)スタンプを集めると,スキルポイントを1つ入手できるというもの。なお,2ポイント目をもらうためには200回,3ポイント目をもらうためには300回,4ポイント目をもらうためには400回戦わなくてはならない。つまり,合計1000回戦うことによって,スキルポイントを4ポイントもらえるのだ。
 藤澤氏によると,「特訓モード」は「レベル上限に達してしまって,やることがなくなってしまったときなどに楽しんでもらえたらいいと思います」とのこと。ちなみに,特訓状態のときにプレイヤーを酒場に預けると,ちゃんとスタンプを稼いでくれることもあるらしいので,そちらも有効に使いたいところ。一見,過酷に見える「特訓モード」だが,スキルの獲得まであと1ポイント足りない,といったときなどに重宝するだろうとは,齊藤氏の談。

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 続いては,大型アップデートのタイトルにもなっている「魔法の迷宮」についてのトークへ。「まほうのかぎ」を使うことで移動できるこのダンジョンは,オートマッチングでパーティを組んでくれるため,わざわざ仲間を探しにいく必要がない。マッチングも最大待ち時間が30秒なので,非常に快適である(ステージのデモでは数秒でマッチングしていた)。

職業バランスまで考えてくれるオートマッチング機能
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 なお,この魔法の迷宮はアストルティアとは違い,40分の時間制限がある。プレイヤーは40分以内にダンジョンをクリアしなくてはならないので,スピードが重要になってくる。さらに,各フロアにいるモンスターを全滅させないと次のフロアに進めないため,攻略に手こずることもあるかもしれない。
 デモでは,ボスキャラ「こくりゅうまる」と戦うシーンが披露される。デモプレイではボスを見事に撃破して,ダンジョンの報酬である「ふくびきけん」を手に入れていた。ちなみに魔法の迷宮では,ボス戦において「ドラゴンクエストIV」の通常戦闘曲が使用されている。藤澤氏は「IVの戦闘曲は非常に好評でしたね」と話していた。

装備品の性能はそのままに,見た目だけを変えられる「ドレスアップ屋」も紹介された。性能は「てつかぶと」のまま,見た目を「スライム帽子」にして戦うといったことができる。ちなみに「スライム帽子」は,今の段階ではまだ実装されていない装備品だそうだ
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待望の「美容院」も実装される。キャラメイクの時よりも,さらに多くのカラーを選べるのが特徴。クエストをクリアしていくことによって,選択できるカラーはどんどん増えていくとのことだ
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バージョン1.2からは,ベッドやイスに座ることもできる。ちょっとした息抜きにいいかも?

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 イベントの後半では,新システム「コマンドコミュニケーション」の紹介も。これは文字通り,コマンドだけでコミュニケーションを取れるというもの。例えばゲーム中に「☆マーク(星)」を飛ばして,「いいね!」の意志表示ができたりする。
 また「コマンドコミュケーション」では,職人に「おうえん」を使うことによって,経験値にボーナスを付与することも可能となっている。さらに,道中でやられてしまったプレイヤーに対して,助けを待つ時間を延長してあげることも可能だ。デモでは,残り20秒くらいから,一気に5分まで戻っていた。

 最後に藤澤氏から,アップデートタイトルにもある「世告げの姫」に関する重要な情報が。藤沢氏の話では,アストルティアに暗い影が忍び寄っているらしく,そのことを告げる「世告げの姫」が,ようやくアストルティアにたどり着こうとしているのだという。「世告げの姫」や暗い影の正体は不明のままだが,ドラゴンクエストXのストーリーにおいて,重要な意味を示していることは間違いないだろう。
 なお,世告げの姫はバージョン1.2の最初から出てくるワケではないので,注意深く今後の情報をチェックしてほしいとのことだ。

 以上でステージイベントは終了。ジャンプフェスタ2013スクウェア・エニックス特設ステージの2日目(12月23日)では,22日にはなかった新情報も明らかになるとのことなので,興味のある方はぜひ会場まで足を運んでみよう。

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会場では,ふうせん三姉妹の次女「クーちゃん」も配信中
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こちらの記事でもお伝えしているように,大型アップデート第2弾「「世告げの姫と魔法の迷宮」は2012年12月26日よりスタート!

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」公式サイト

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