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印刷2012/08/21 00:00

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「神次元ゲイム ネプテューヌV」の主要システムを紹介。“見聞者”や“ネプステーション”など,コンセプト同様に破天荒な要素がズラリ

 2012年8月30日にコンパイルハートが発売を予定しているPlayStation 3用ソフト「神次元ゲイム ネプテューたヌV」(以下,ネプテューヌV)は,「超次元ゲイム ネプテューヌ」「超次元ゲイム ネプテューヌmk2」に続く「ネプテューヌ」シリーズの最新作だ。今作では1980年代を彷彿とさせるような“別次元のゲイムギョウ界”を舞台に,架空のゲーム機を擬人化したらしい女神達が,ドタバタの冒険を繰り広げることになる。

画像集#001のサムネイル/「神次元ゲイム ネプテューヌV」の主要システムを紹介。“見聞者”や“ネプステーション”など,コンセプト同様に破天荒な要素がズラリ

 物語冒頭で描かれるのは,犯罪神マジェコンヌを滅ぼしてから数年後の女神達の姿。ゲイムギョウ界は,小さなトラブルはありつつも平和で,世界を救った女神達ものんびりとだらけきった生活を送っていた。そんなある日,プラネテューヌの女神ネプテューヌは,ひょんなことから異なる次元の世界へと飛ばされてしまう。

 そこは,どこか古く,どこか懐かしい,さながら1980年代を彷彿とさせるようなゲイムギョウ界。しかし,そんな古き良きゲイムギョウ界に,謎の組織「七賢人」の魔の手が伸びようとしていた……。元の世界へ戻るため,そしてもう一つのゲイムギョウ界を守るため,ネプテューヌはまたも立ち上がることになる。

別次元に飛ばされたネプテューヌは,その次元でプラネテューヌの女神を務めるプルルート(CV:花澤香菜)に出会う
画像集#003のサムネイル/「神次元ゲイム ネプテューヌV」の主要システムを紹介。“見聞者”や“ネプステーション”など,コンセプト同様に破天荒な要素がズラリ

右の黄色い赤ん坊はピーシェ(CV:悠木 碧)という新キャラクター。ちなみに,プルルートに抱かれているのはアイエフで,絵本を読んでいるのはコンパだったりする
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 今回は,ネプテューヌVにおいて重要となるシステムを簡単に紹介していく。本来は隠されているべき“フラグ”がゲーム内で登場するなど,本作ならではの面白い要素がいくつも見られるので,8月30日の発売に向けて押さえておこう。


■見聞者システム

見聞者メニュー
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 本作で新たに追加される「見聞者システム」は,“見聞者”と呼ばれる人物をダンジョンに派遣し,情報やアイテムを持ち帰ってきてもらうシステムだ。派遣した見聞者はダンジョンから情報を持ち帰ってくるのだが,このとき「信じる」「信じない」という2つの選択肢が表示される。ここでどちらを選んだかによって,ダンジョン内の採取物が変化したり取得できる経験値が変わったりする……が,実は常に良い結果になるとは限らないので注意が必要だ。
 また,ダンジョン内には“フラグ”という文字通りの旗があり,これを立てたり折ったりすることで,見聞者の持ち帰ってくる情報が変化するという。

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 ちなみに,見聞者にもレベルがある。何度も派遣することで経験値が溜まっていき,レベルアップするにつれて持ち帰ってくる結果も良くなるようだ。見聞者が持ってくるのは情報やアイテムのほか,新たな見聞者であったり,隠されたダンジョンであったりとさまざま。見聞者しか探索できないダンジョンもあるとのことで,やりこみたい人にとっても重要なシステムとなるだろう。

■ディスクメイクシステム

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 「ディスクメイクシステム」は,「ブランクディスク」という空のメディアと「アイディアチップ」を組み合わせることで,「ゲームディスク」という,アビリティをもった装備を作成できるシステムだ。アイディアチップの組み合わせによって,完成したゲームディスクが“だめだめゲー”や“神ゲー”といったように変わり,効果も都度変化する。ブランクディスクの種類によって,組み合わせられるアイディアチップの数が変わるため,産み出せるゲームディスクのバリエーションはかなりの数になる。

 一例を示すと,ブランクディスクに“ホバー走行”と“歴史もの”といったアイディアチップを掛け合わせると“だめだめゲー”が生まれ,ステータス効果の下がるゲームディスクになってしまう。一方で,“アクション”と“ひげのイタリア人”“キラー狙い”といったアイディアチップの組み合わせであれば,“神ゲー”が誕生し,被ダメージ減少といった役立つ能力を持ったゲームディスクが生まれる。

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 ブランクディスクは,フィールドに徘徊する“危険種”または“接触禁止種”と呼ばれるモンスターを倒すことで手に入る「大きなメダル」と交換,または後述の「ネプステーション」を通じて入手できるとのこと。

 若干余談だが,今作ではキャラクターごとに“敵を百体倒せ”“50回以上ジャンプしろ”などといった目標が設定されている(キャラクターチャレンジ)。こういったチャレンジをを達成すると,ボーナスがもらえるのだが,中にはディスクメイクシステムを活用しないと達成が難しいチャレンジも用意されている。お気に入りのキャラにはゲームディスクを装備させて,トコトン愛してあげよう。

■ネプステーション

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 ゲイムギョウ界で起きたニュースやバラエティに富んだコーナーが定期的に放送される「ネプステーション」。ここでは,実際にアイテムを買える通販番組「サイフクラッシャーねぷ!」や,連続してクイズに正解すると多額の賞金がもらえる「クイズ!ミリオネプ!」のほか,各章の締めとしてプレイヤーの行動をレビューするコーナーも登場する。レビューでは,成績に応じてアイテムがもらえるらしく,ここでしか手に入らないレアなものもあるという。

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■コンボメイク

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 繰り出す技の順番をカスタマイズできる「コンボメイク」は,ネプテューヌシリーズではおなじみの要素。メニュー画面からコンボメイクを選択し,任意のスキルをセットすれば,最大4回の連続攻撃を好きなように組み立てられる。大まかに,△はヒット数重視の攻撃スキル,□は威力重視,○はモンスターのガード値を削りやすいスキルをセットできる。ガード値を0にすれば,味方の与えるダメージが1.5倍になるので,HPの高い敵を相手にする場合などには積極的に使っていこう。

 また,攻撃を続けると「エグゼドライヴゲージ」が上昇していき,これが一定以上溜まっていると,コンボの終わりに「EXフィニッシュ」を発動できる。さらに,“エグゼドライヴ”という大ダメージを与える強力な必殺技も,このゲージを消費して使用する。固有演出が楽しいエグゼドライヴは,威力が高いだけでなく爽快感も抜群だ。

エグゼドライヴ
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ほかの女神の力を借りた「アシストフィニッシュ」も
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 このほか,シリーズお馴染みのコラボレーションがさらにパワーアップしている。今作に登場するのは,「ゼビウス」などで有名な遠藤雅伸氏,名人として一世を風靡した毛利公信氏,そして前作に引き続き魅せる稲船敬二氏。各氏は,ゲーム中に召喚することで,とんでもなく派手な技を放ってくれるという。

実はこんな子もゲーム内に登場する
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 ちなみに,3人は今回のコラボレーションを快諾してくれたそうで,開発側の要望もあり過激すぎて封印されることとなった“格好”もあるとか。また,音楽面では植松伸夫氏の率いるバンドEARTHBOUND PAPASと伊藤賢治氏が参加。ほかにも,ゲーム業界に留まらないコラボが実現しており,ゴチャ混ぜという名のオールスターチームが本作において結成されている。

 そして,ネプテューヌVと言えば忘れてならないのは,起用されている人気声優陣の存在だ。おなじみネプテューヌ役の田中理恵さんを始め,今作では新たに花澤香菜さんや悠木 碧さんが主要キャラクターを演じる。日常的にアニメを見るという人にとっても,聞き覚えのあるボイスが揃っているので,お見逃しなく。

 ゲーム本編を遊び尽くした後も,ダンジョンやキャラクターなどが追加配信される予定なので,そちらも楽しみにしておこう。

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