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「百鬼大戦絵巻」はiOS向けのタワーディフェンスゲーム。「源平大戦絵巻」の正当続編となる本作の魅力とは?
そんな百鬼大戦絵巻のプロモーションに,「大戦絵巻」シリーズでは“おなじみ”とも言えるキラ・ロッソ氏と新小田夢童(しんおだむどう)氏のお2人が4Gamerにやってきた。なにやら神妙な雰囲気だが……。
よく見るとキラ・ロッソ氏の頭には矢が刺さっていたり,髪が伸びていたりと突っ込みどころ満載であるが,平常心で,お話を聞いてみることにしたい。
まずは自己紹介ということで,「我々の名前をご存じですか?」と切り出したキラ・ロッソ氏。何度か4Gamerにも来ていただいてるお2人なので,筆者は自信満々で答えたのだが,キラ・ロッソ氏は渋い顔で首を横に振るのだ。
ちなみに,新小田夢童氏は平家の末裔ということで変わりないそうだ。あと,氏はまったく動かず,しゃべらずなので,まるで置物のようである。
筆者はなぜか「デュラサン」と30回言わされて,デュラサン氏に「ほら言いづらいでしょう。それが狙いなんです」と満足げな顔をされた。ええと,何ですかそれ…… |
新小田夢童氏は基本的に不動なのだが,デュラサン氏がゲーム画面を表示するまでの待ち時間などには,ぎこちない剣劇アクションを披露してくれる。そんなときでも言葉は一切発しない |
さて,筆者はデュラサン氏の格好が気になって仕方ないのだが,そんな気持ちを抑えて百鬼大戦絵巻の魅力について聞いていきたい。
デュラサン氏によれば,今作の最大の魅力は,新たに追加されたボス戦にあるとのこと。1人プレイモードでいくつかのステージをクリアするとボスステージがプレイできるようになり,ボスステージの最後に巨大なボスが登場する。ボスは画面の半分を埋めてしまうほどの大きさで,実際に見せてもらったが,かなりの迫力だ。
敵は基本的に画面右から攻めてくるのだが,ボスに限っては自軍手前まで急にワープしてきて攻撃を繰り出してくるうえ,攻撃力が半端ないので,自軍の兵士があっという間にやられてしまう。「完全にバランス崩壊ですよ」とデュラサン氏は語っていたように,あまりにもボスが強すぎるのだ。
そんなわけでボスを倒せる気がまったくしないのだが,デュラサン氏曰く,「ひと工夫すればうまい具合に倒せます」。ボスの倒しかたはプレイヤー自身が色々試してみてほしいとのこと。なお,ボスカードを入手すれば,プレイヤーがボスを自軍のキャラクターとして使うことができるようになるそうだ。
また,本作では大将専用カードが用意されているのもポイントになるとデュラサン氏。源平大戦絵巻のスピンオフタイトルという位置づけである「アレクサンドリア大戦絵巻」でも大将は攻撃を行っていたが,攻撃方法は1種類のみで変更することはできなかった。本作では使用する大将カードによって攻撃方法が異なり,自分の好きな大将を選んで設置できるので,大将という点においても自由度が増しているわけである。
そういったボスカードや大将カードの選択が,とくに対戦プレイ時に重要になってくるとのこと。「対戦プレイは盛り上がること間違いなし」とデュラサン氏が述べていたとおり,かなり白熱した対戦ができそうだ。
さらに,隠し要素として,ゲーム内でデュラサン氏と新小田夢童氏をイメージしたカードも登場するという。確かにお2人は,「壇ノ浦から蘇った落ち武者」と「平家の末裔」という設定だったはずなので,登場してもおかしくない気はしますけど……。いやいや,おかしいですよね。
ともあれ,怒髪鬼カードや,デュラサン氏と新小田夢童氏のカードは,ゲームを進めていけば「たぶん」手に入るので,「がんばって入手してみてほしい」とのことだ。
というわけで,短い時間ではあるものの,デュラサン氏と新小田夢童氏に百鬼大戦絵巻の魅力を教えてもらったわけだが,率直な印象としては,ボス戦が追加されていることなどで,タワーディフェンス好きならかなり楽しめそうである。今なら配信記念価格の350円(税込)で購入できるので,興味がある人はプレイしてみよう。
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