ムービー
「コール オブ ファレス:ガンスリンガー」をプレイムービーで紹介。荒野の賞金稼ぎとなって,実在のガンマン達と戦い抜け
ユービーアイソフトが2013年5月22日にXbox 360版のダウンロード販売を開始した「コール オブ ファレス:ガンスリンガー」は,西部開拓時代を舞台に,実在したガンマン達との激しい対決が楽しめるFPSだ(関連記事)。2006年(日本での発売は2008年)の「Call of Juarez」以来続くシリーズの最新作だが,前作では西部開拓時代から現代のメキシコへと移った舞台は今回,再び西部開拓時代へと戻ってくることになった。
低めな価格帯のダウンロード専用タイトルでありながら,豊富な武器やスキル,そしてストーリーモードに加え,敵をバッタバッタと倒していくアーケードモードも用意されるなど,どう考えても充実しまくりの本作は,FPSファンだけでなく西部劇の好きな人に満足してもらえるものになっている。
「コール オブ ファレス:ガンスリンガー」公式サイト
思わず盛り上がるのは,映画や小説などでおなじみの有名ガンマンが多数登場することだ。彼らは仲間になってくれたり,あるいは強敵として立ちはだかったりして,物語に華を添えてくれる。ビリー・ザ・キッドと肩を並べて荒れくれ者達と戦うゲームにはそうお目にかかれないだけに,ワクワクすること間違いなし。
もっとも,ムービーを見ていただければお分かりのように,本作は主人公のサイラス・グリーブスが酒場で武勇伝を語る,という形で進んでいくのだが,彼の話がウソか本当か,どうも怪しいところもポイントだ。
「次から次へと現れる敵を,あっという間に片付けてやった」とか「ありったけの鉛弾をくれてやった」とか,ファンに囲まれた酒の席で気が大きくなったであろう彼の武勇伝は,どこか誇張が入っているようにも感じられるのだが,そのホラっぽさもまた,伝説のガンマン達を語るゲームにふさわしく,一人で無数の敵を片付けていくというランボースタイルのFPSとも絶妙にマッチしているのだ。こうした,演出のセンスの良さは抜群。
グラフィックスはフチが強調されたコミックスっぽい雰囲気で,UIもちょっと前のFPSっぽいデザインになっているが,射撃感や射撃音は抜群で,シューターとしての基本はしっかり押さえられている。ガンガン敵を倒していきたい気持ちよさ重視の人も,ストイックにスコアを稼いでいきたいプレイヤーにもオススメできる内容だ。
ムービーの撮影はPC版を使用しているが,ゲームの内容に違いはない。派手なスキルやゲームの流れが分かるよう,序盤のステージを収録したので,購入を考えている人は,ぜひ参考にしてほしい。
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コール オブ ファレス:ガンスリンガー
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