イベント
人気ゲームが自動販売機で買える? 「Google Play みんなのゲーム人気投票 お披露目会」の模様をレポート
イベントではまず,グーグルの執行役員マーケティング本部長の岩村水樹氏が,翌日より開催されるキャンペーンの趣旨を説明した。氏によれば,このキャンペーンは革新的なGoogle Play向けゲームを開発し,世界に向けて発信する日本のクリエイターの熱気を多くの人に伝えるために行われるとのこと。その「出会いの場」として,Google Playアプリの「自動販売機」を用意したことが明かされた。
お披露目会の会場にも設置された60(W)×125(D)×185(H)cmの自動販売機には,タッチセンサー付きの液晶ディスプレイとAndroid端末を置く台が設けられている。
ディスプレイには3つのジャンルから6タイトルずつ,計18タイトルのアイコンが表示されており,欲しいゲームのアイコンをタッチしてから,手持ちのNFC対応Android端末を自動販売機にかざすと,そのアプリが買えるという仕組みだ。(NFC非対応の場合は自動販売機のディスプレイに表示されるQRコードを端末で読み取って購入可能)。
厳密に言うと,すぐにその場で購入するのではなく,選んだゲームのアプリ購入画面が端末に表示されて,そこから購入手続きを行うという仕組みだが,実際に体験してみると本当に自動販売機で買ったような気がしないでもない。
グーグル 執行役員 マーケティング本部長 岩村水樹氏 |
デモンストレーションは,グーグルのシニアプロダクトマーケティングマネージャーの藤井秀紀氏(左)が行った |
この自動販売機に並ぶ18種類のゲームは,9月13日から行われている人気投票の各ジャンル上位6位となっており,イベント中も投票結果がリアルタイムに反映される。投票はAndroid端末からキャンペーンの公式サイトや,自動販売機から行える。アトランダムに表示された2つのゲームのムービーから,面白そうなほうを5秒以内に直感で選ぶという一風変わった趣向だ。
また,ゲームをその場で実際にプレイしてみたいという人や,Android端末を持っていない人のために,自動販売機の画面をタッチすると,取り出し口にスマートフォンが出てきて,そこにインストールされたゲームを自由にプレイできるという,ユニークなサービスも用意されていた。もちろんスマートフォンはレンタルという扱いで,プレイが終わったら係員に返却する。
イベント中の自動販売機の使用は無料(ただしアプリの購入自体は有料)で,会場で体験をした人には最後にプレゼントが取り出し口に出てくるという仕掛けも用意されていた。
お披露目会の会場には,Google Playにゲームタイトルを提供しているメーカーの関係者も姿を見せており,話を聞くことが出来たので,以下で紹介しよう。
●セガネットワークス 編成局 長瀬健裕氏
●スクウェア・エニックス モバイル事業部 冨士貴史氏
将来的にこの自動販売機が街中に置かれるようになるのかはまだわからないが,試みとしては非常に面白い。提供されているアプリがゲームのみというのも興味深いところである。体験すればプレゼントももらえるので,渋谷を訪れる予定のある人は,ぜひ試しててほしい。
「Google Play みんなのゲーム人気投票」公式サイト
- 関連タイトル:
ファイナルファンタジーIV
- 関連タイトル:
パワースマッシュチャレンジ
- この記事のURL:
(C)1991, 2012 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.
(C)SEGA