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[G-Star 2014]攻殻機動隊を題材にしたFPS「GHOST IN THE SHELL ONLINE」のムービーが初公開された発表会の模様をレポート
「GHOST IN THE SHELL ONLINE」は,プロジェクト発表時に明らかにされているとおり,韓国Neopleが開発を担当するPC向けオンラインFPSだ。Neopleといえば,「アラド戦記」や「Cyphers」といったヒット作を手がけたデベロッパで,企画がスタートしたのは2011年9月とのこと。つまり,3年ほど開発を続けている計算になる。ただ,本作を発表したときの韓国内の反応は「Neopleが開発では,グラフィックスのクオリティは期待できない」という,心配する声が非常に多かったのだそうだ。
それらを払拭すべく,発表会の冒頭でプロモーションムービーが初公開された。
ムービー中のプレイシーンと思われる場面で,草薙素子やバトーといった原作のキャラクター達が確認できるが,Neopleによれば,素子をはじめとする7人のプレイヤーキャラクターが登場するとのこと。それぞれのキャラクターが原作のイメージに合った特徴的なスキルを使用可能で,ムービーに収録されている光学迷彩もおそらくその1つだろう。
このスライドにある“公安9課”の7人がプレイヤーキャラクターだと思われる。敵と味方で同じキャラクターが登場しないよう,異なるグラフィックスで表示されるとのこと |
さらに,「スキルシェア」というシステムが採用されており,スキルを使用すると近くにいる味方も,そのスキルをダウンロードして使うことができる。プレイヤーは,自分のためにスキルを使うか,チームを支援するためにスキルを使うかを,戦略的に選べるという。
また,本作では“攻殻機動隊らしさ”を表現するために,サイボーグ(義体)の要素にこだわり,「義体改造」のシステムによって,5000を超える部品を組み合わせて,義体をカスタマイズできるそうだ。
もう1つ,攻殻機動隊で欠かすことのできない要素として,メカニックが挙げられていた。原作に登場したさまざまなメカが本作でも用意され,それらを活用した風変わりなPvEモードの実装が予定されているという。もちろん「タチコマ」も登場し,特定のモードで戦闘を手伝ってくれるようである。
今のところ,韓国では2015年上半期にはプレイできるように開発が進められているとのことだが,日本の漫画が原作のFPSだけに,日本国内でのサービスがどうなるかが気になるところ。続報に注目したい。
- 関連タイトル:
攻殻機動隊S.A.C. ONLINE
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