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PV第4弾やオープニング映像も初公開。新情報が盛りだくさんだった「戦国BASARA4×プレコミュ プレミアム体験会」プレスの部をレポート
カプコンから2014年1月23日に発売予定のPlayStation 3用アクション「戦国BASARA4」と,ソニー・コンピュータエンタテイメントジャパンアジアが提供するコミュニティサイト「プレコミュ」によるコラボレーションイベント「『戦国BASARA4』×プレコミュ プレミアム体験会〜品川大合戦〜」が,2013年12月15日に都内で開催された。
当日は,新たなPVやオープニングムービー,実機プレイが公開されるなど,ファン必見の催しとなった。本稿では一般ユーザーの部に先駆けて行われた,プレスの部の模様をレポートしよう。
「戦国BASARA4」公式サイト
まずは戦国BASARAシリーズプロデューサーの小林裕幸氏と,ディレクターの山本 真氏が登場して,初公開となる「戦国BASARA4」のPV第4弾を披露した。
続いては,山本氏が「戦国BASARA4」の概要を紹介。「戦国BASARA3」では関ヶ原を描いたため,「4」ではそれ以上のスケールを求めて,「戦国創世」というテーマを掲げたと語った。ちなみに,政宗と幸村ではなく,政宗と三成というメインビジュアルの並びも,非常に「4」らしいと思うとのこと。
実機プレイではまず,戦国創世モードの冒頭部分が披露された。使用キャラクターは山中鹿之介だ。
戦国創世モードでは,武将ごとに異なる進軍シーンが用意されているのだが,鹿之介の進撃シーンは,お目付役であり相棒でもある“おやっさん(鹿)”との絡みが笑いを誘うユニークなもの。ファンであれば,思わずクスリとしてしまうこと請け合いだ。
戦国創世モードの次は,自由合戦をプレイ。キャラクターは引き続き鹿之介で,“相棒”に前田慶次を連れて戦うことに。
山本氏は,今作からの新要素 “戦友指令”を使って,慶次に指示を出しながらうまく立ち回る。なお,おやっさんは鹿之介と連動して動くため,アクションがバリエーションに富んでいて面白い。見ているだけでも,十分に楽しさが伝わってくるプレイ内容だった。自由合戦のラストでは島津義弘が登場して,ド派手なバトルを展開。「これからだ!」というところで実機プレイは終了となった。
ここからは「戦国BASARA4」の最新情報が続々と発表。内容は以下のとおりだ。
プレゼンテーション終了後は,「戦国BASARA4」の試遊会が行われた。今回は発売直前ということもあり,完成版を使ったプレイが楽しめた。そこで以前から気になっていた,本作の目玉でもある戦国創世モードに挑戦。足利義輝が雄弁に語るオープニングが終わると,足利が号令と共に投げた巻物がそのままキャラクター選択画面に。
粋な演出に関心しつつ,筆者は最も使い慣れていた政宗を選択してプレイ開始。ちなみに試遊台では,伊達政宗のほかに,柴田勝家,井伊直虎,真田幸村,前田慶次,豊臣秀吉,徳川家康,石田三成,島左近が使用可能だった。
戦国創世モードをプレイしてみてまず思ったのは,本モードが非常にドラマ性を重視しているということ。合戦の前後に入る会話の演出が凝った作りになっており,今後のストーリー展開を否が応にも期待させる。また本モードでは,プレイヤーが率いる軍勢以外にもさまざまな軍勢が戦っており,戦いの結果や,新たな戦いの発生などを知らせてくれる。ほかの軍勢の状況が常に把握できるため,そのリアルタイム性も相まって,士気がグングン高まってくる。
アクション面では,戦友システムが面白かった。戦友システムとは,ボタン1つで繰り出せる「戦友指令」を使って,戦友キャラクターにさまざまな指示を出すというもの。別々に行動するもよし,2人同時に攻撃して強敵に挑むもよしといった具合に,戦況に応じた戦い方が可能だ。レベルが上がると戦友キャラクターにチェンジすることもできるらしいので,バリエーションに富んだ戦略が楽しめそうである。
筆者はアクションゲームが決して得意なほうではないのだが,ボタン1つで簡単に指示を出せることもあり,数分のプレイでコツを掴むことできた。指示した通りに戦友が動くのが気持ちよく,「次はこういう感じで指示をしてみよう」と,頭の中で戦略を巡らす楽しさを覚えていたほどだ。
また,本作ではステージ中にレベルが上がるようになっている。戦力アップをリアルタイムで反映させられるうえに体力も回復するので,地味に嬉しい要素と言えるのではないだろうか。ちなみに筆者が使った政宗は,やはりというか,安定して使いやすいキャラクターだった。スピードも攻撃力もあるし,演出も派手。なにより,シンプル操作でそれなりに戦えてしまうというのが大きな魅力だと思う。シリーズを初めてプレイする人に,ぜひ使ってもらいたいキャラクターである。
試遊会終了後は,伊達軍と石田軍に分かれてゲーム大会が行われた。ルールは両軍からそれぞれ3名ずつがプレイして,5分間に倒した敵の合計数を競うというもの。伊達軍の筆者は試遊でも使用した伊達政宗で参戦したのだが,結果は石田軍の勝利。まだまだ修行が足りなかったか……。
ゲーム大会終了後は,小林氏と山本氏が締めの挨拶をして,プレスの部は幕を閉じた。
「戦国BASARA4」公式サイト
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