連載
あまりヨガは関係ないけれど。Android向け落ちものゲーム「つみヨガ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第221回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ヨガ(ヨーガ)は,古代インドにて生まれた修行法の一種。呼吸法,姿勢,瞑想など,さまざまな手段で自身の心身を鍛えるものだ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「つみヨガ」は,そのヨガをテーマにしてはいるものの,呼吸法や姿勢などといったものとは関係ない。座禅を組んでテレポートしたり,口から火を吹いたりといった対戦格闘でもなく「ヨガのポーズを取っている人を積んでいく」というゲームなのである。
「つみヨガ」ダウンロードページ(Google Play)
ゲームのルールはシンプル。画面上部に用意されるヨガのポーズをとっている人間(以下,ヨガ人間)を,ドラッグ操作で左右に位置調整し,指を離すことでまっすぐ下に落とす。これを繰り返してヨガ人間を台の上に積み上げ,その高さが何メートルになったかを競うのだ。
ただし,落ちたヨガ人間は台の上でバウンドするので,予想外の位置で停止することが多々ある。また,ポーズ次第では,高く積むのに苦労する場面も出てくるのだ。落とされて積まれて,それでもポーズを維持しているけなげなヨガ人間達には気の毒だが,少々イライラさせられる。
ヨガ人間が台の上から1人でも落ちてしまうとそこでゲームオーバーとなり,スコア確認画面へと移動する。先述の通り,やたらとバウンドするヨガ人間は,ちょっとしたことで台の端から転がり落ちてしまうので,ヨガ人間の形をよく見て,転がり落ちないように外への傾斜を作らない積み方をしていくのが攻略のカギだ。
バウンドのみならず,ほかのヨガ人間の手足にひっかかったり,妙なところにハマったりと,ヨガ人間の挙動の不安定さはかなりのもの。イライラさせられる一方で,思わぬ面白い形になるなどの偶然もあり,ついついプレーしたくなってしまう。
また,ヨガ人間のポーズが非常に多彩なため,以前のプレイと同じような積み方になることがまずないのも嬉しいところだ。
そのおかげで「もう無理」というような順番でヨガ人間が出てくることもあるのだが,それは修行の一環と受け取ろう。
ちょっとした時間に片手でなんとなくプレイできるお手軽感もまた魅力の本作。ランダム要素がかなり強いが,その日の運試し的にプレイしてみると面白いかもしれない。
ただ,最後に付け加えておくなら,実際のヨガは決してこういうものではないという点のみ,念を押させていただきたい。実際にマネしたりしないように!
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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