任天堂は,同社が運営している会員制サイト「クラブニンテンドー」にて,
2012年度のプラチナおよびゴールド会員向けの特典として,ニンテンドー3DS用ソフト
「任天童子」の配信を2013年4月3日より開始した。この作品は非売品で,ダウンロードするには
「任天童子ソフト引換番号」が必要になる。入手方法の詳細は,任天童子の公式サイト内にある
「こちら」のページで確認しよう。
本作は,ダンジョンRPGの要素を取り入れたターン制のカードゲームだ。プレイヤーは
蔵部景品(くらべかげしな)になって,異形達に持ち去られた三種の神器を取り戻すため,廃都の地下に広がる
「魔桜閣」に挑むことになる。
冒険の舞台となる魔桜閣には異形達が潜んでおり,蔵部は敵に見つからないように階層の探索を進めていく。フロア内を移動するには,書かれた数字の分だけマスを移動できる「護歩札」を使う必要があるが,万が一,異形と遭遇した場合には,霊力を消費して四神の力を借りる「式札」で対抗できるという。そのほか,魔桜閣には三種の神器以外に秘宝が隠されており,それらを集めるという楽しみも用意されている。
なお,プレイヤーは,冒険の拠点「任天堂」で探索の準備を進めることができる。お堂内にある祠にお布施をして四神の加護を受け霊力を高め,新たな能力を身につけたり,河童から攻略のヒントを聞いたりできるようだ。
また,本作のプレイヤーを対象にした
「任天童子倶楽部」というWebサイトが5月29日まで公開されている。ゲーム内容についての感想やヒントを一定数投稿すると,
任天童子ソフト引換番号が贈られるとのこと。もらった番号を友達にプレゼントして,一緒に楽しんでみるのもいいだろう。