連載
可愛い豚さんを解体!? iOS向け切り分けゲーム「かいたい場」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第401回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
豚バラやトントロなどの名前は聞いたことがあっても,それがが豚のどの部位にあたるのかは分からない,という人は多いはず。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,指示通りに豚をさまざまな部位に分けていくという,変り種のゲーム「かいたい場」を紹介する。解体がモチーフとはいっても,キュートなビジュアルで,グロテスクさはまったくない。
「かいたい場」ダウンロードページ
本作には,豚を解体し続ける「通常モード」と,制限時間内にどれだけ多くの部位を解体できたかを競う「タイムアタック」という2種類のモードが存在する。まずは,慣れるためにも通常モードをプレイするのがオススメだ。
通常モードは,「初級」「中級」「上級」さらに「達人」という4つのレベルに分けられている。最初は初級しか選べないが,各難度で一定以上のスコアを出すと,上のレベルが開放されていく。
タイムアタックは,「10秒」「30秒」「60秒」という3つの制限時間が用意されており,最初からすべての秒数に挑戦可能だ。なお,制限時間内であっても,解体を失敗した時点でゲームオーバーとなる。
本作の操作は,画面の左上にいるおじさんから指示された豚肉の部位をタッチし,そのまま豚の身体から取り除くようにスワイプする,というシンプルなもの。すべての部位を解体し終えると,新たな豚が登場する。プレイヤーは,これを繰り返し,解体した部位の数を競い合う。なお,制限時間内に全部位の解体ができなかったり,間違った部位をスワイプしてしまったりすると,その時点でゲームオーバーだ。
序盤は各部位に名前が表示されているため,それを確認しながら確認できるが,ゲームの進行につれて,名前が薄くなっていき,最後には消えてしまう。そのため,どの位置にどの部位があるのかを,しっかり記憶することが重要となる。
なお,指示された部位と,左上のふきだしの色は連動しているので,どうしても部位の名前が覚えられない人は,色を頼りに判断するといいかもしれない。
本作で解体する部位は実際に焼肉店などでみかけるものと同じ。初級では,「肩」「肩ロース」「バラ」「ロース」「ヒレ」「モモ」「外モモ」という「肉系」の7種類が,中級以上では,「フワ」「ハツ」「トントロ」「ハラミ」「レバー」「ガツ」「ヒモ」「ダイチョウ」「マメ」という「内蔵系」の9種類が登場する。内蔵系は,肉系に比べてパーツが小さく,ミスタップをしやすいので,慎重にプレイしよう。
また,本作では「解体ぶた一覧」で,今まで解体した豚の種類が確認できる。各豚には,「キメ細かい赤身に自信」「あっさり低カロリーで臭みなし」などの特徴に加え,その豚を使ったオススメ料理も記載されている。ハイスコアを目指すかたわら,豚のコンプリートにも挑戦してみるのもいいだろう。
見た目も可愛く,ルールも分かりやすいため,誰にでもオススメできる本作。GameCenterにも対応しているので,全国のプレイヤーたちとスコアを競い合い,ハイスコアを目指してほしい。
なお,本作の配信元であるJOEから,解体用の豚を育てる「ようとん場」(ダウンロードページ)という育成ゲームも配信されているので,本作のビジュアルに心打たれた人は,そちらもプレイしてみるといいかもしれない。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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