連載
お金を稼ぐと“なぜか”女の子がキレイに……。スマートフォン向け育成ゲーム「49人目の少女」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第414回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
女性アイドルにとって「容姿」は飛びぬけて重要な資質のひとつ。彼女たちは美しくなるため,美容に健康にと,さまざまな努力をしているのだ。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」で紹介する「49人目の少女」(iPhone / Android)は,正直なところアイドルには向いていないと思われる少女が,徐々に美しくなっていく摩訶不思議な育成ゲームだ。彼女はどんな努力をしているのかなー。
iOS版「49人目の少女」ダウンロードページ
Android版「49人目の少女」ダウンロードページ
プレイヤーの目的はただひとつ。主人公の女の子のファンをせっせと集め,少女をトップアイドルに育てることだ。これだけ聞くと某アイドルゲームを連想するかもしれないが,本作はいわゆる放置収集型育成ゲーム。よくあるといえばよくあるゲーム性だが……。
ゲームを開始するとホールのような場所をフラフラとさまよう少女の姿が。いきなり不安にさせられるが,まずは左下の「秋葉原」をタップして移動しよう。
秋葉原には少女のファンとなるアイドルオタクたちがいるので,彼らをタップ,またはスワイプして握手会へ誘導しよう。
握手会場への誘導が完了したら,あとはオタクたちを1人ずつタップし,少女に握手させていく。握手が完了するたびに2万円が入手でき,指定金額に到達すると,少女は一段階変身。ビジュアルが少し変化するのだ。
オタクたちは「今どきこんな奴いないだろ」と突っ込みたくなるステレオタイプ |
握手1回2万円という金額が高いか安いかはその人次第なのだ |
秋葉原のオタクは一定時間ごとに追加され,最大で20人溜まる。ある程度放置したら一気に誘導して,また放置という手順を繰り返していくといいだろう。
握手会では,1回の握手にかかる時間がやや長いので,少々テンポが悪いと感じるかもしれない。だが,オタクを会場に50人誘導すると,彼らは(なぜか)ひとまとまりになってしまう。このオタクをタップして握手すれば,なんと50人分である100万円がまとめて入手できるので,誘導を何回か繰り返して,オタクをまとめてから握手させると効率がいい。
こうして少女をどんどんレベルアップさせ,トップアイドルに仕立て上げていく。ちなみに「秋葉原」以外には,少女の成長の様子が確認できる「写真集」や,一気にファンを獲得できる課金アイテムが販売されている「宣伝」,ストーリーやSNSでシェアができる「設定」といったメニューが用意されている。写真集はコレクション的要素でもあるので,少女の艶姿(?)を眺めつつコンプリートを目指そう。
一見するとバカゲーだが,少女が徐々に変化していくのを見守るのが意外と楽しく,「次はどこが変わるんだろう」と気になって熱中してしまった。
少女がどうやって美しくなっていってるのかは秘密のベールに包まれているが,世の中には知らないほうが幸せでいられることもあるので,余計な詮索はやめておこう。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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iOS 4.3 以降。iPhone、iPad および iPod touch 対応。 iPhone 5 用に最適化済み