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[TGS 2014]リマスター版「Halo 2」はサウンドも大きく進化。「Halo: The Master Chief Collection」のプレゼンテーションをレポート
本作は,Xbox 360用ソフトとしてリリースされた「Halo: Combat Evolved Anniversary」「Halo 3」「Halo 4」の1080p/60fps対応版に,初代Xboxで発売された「Halo 2」のリマスター版を加えた4作品を1本のパッケージにまとめたものとなる。要するに,これさえ買っておけば,マスターチーフが歩んできた物語をまとめて楽しめるというわけだ。
そんなHaloの歴史が詰まった「Halo: The Master Chief Collection」について,343 IndustriesのFrank O'Connor氏が国内メディア向けのプレゼンテーションを行ったので,その様子をお届けしよう。
343 IndustriesのFrank O'Connor氏(右) |
今回行われたプレゼンテーションの中でも,話題の中心となっていたのが「Halo 2」のリマスター版である「Halo 2: Anniversary」だ。同作は,「Halo: The Master Chief Collection」に収録されているタイトルの中でも,もっとも変化の大きい作品であり,Haloファンの中にはこの作品から入ったという人も多いと思われる。
リマスター版ということで,グラフィックスが大きく変化しており,デモムービーを見た限りでも,「Halo 3」や「Halo 4」と比べても見劣りしないクオリティに仕上がっている印象だ。また,「キャンペーン モード」には,フルHDで再現されたグラフィックスと当時のグラフィックスを瞬時に切り替えられる「クラシック モード」が搭載されており,その進化を比較しながらプレイできる。これは当時からのファンにとっては嬉しい要素の1つだろう。
O'Connor氏によると,グラフィックスだけでなくサウンド周りの強化にも力を入れており,とくに環境音や効果音といった部分は,録り直したものが多いようだ。実弾を使用する銃に対しては,実物の銃を使った録音を行い,プラズマライフルなど非現実的な兵器に対しては,音と音を組み合わせてイメージに近いものを作るなど,創意工夫もなされている様子。
また,プレゼンテーションの中では,映画監督のリドリー・スコット氏が制作総指揮を務める新実写ムービーシリーズ「Halo: Nightfall」についても触れられ,Haloの世界観を深めるためにもぜひ見てほしい作品だとO'Connor氏は語った。ちなみに「Halo: Nightfall」は,11月からXbox OneおよびWindows 8.1搭載のPC/デバイスで視聴可能となる予定だ。
「Halo: The Master Chief Collection」には,「Halo 2: Anniversary」を始めとするゲームタイトルだけでなく,2015年秋に発売予定のシリーズ最新作「Halo 5:Guardians」へつながる新たな映像が収録されており,シリーズファンならば,これだけでも買う価値があるだろう。「Halo 2」の進化をその目で確かめたいという人は,マイクロソフトブースに足を運んでみよう。
「Halo: The Master Chief Collection」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2014」特設サイト
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Halo: The Master Chief Collection
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