連載
青春時代特有の無尽蔵の食欲を体現(?)した連打アクション「早弁少女」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第685回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。
そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
読者の皆さんは学生時代に早弁なる行為を体験したことはあるだろうか。早弁は,授業中に先生の目を盗んで弁当を食べる非常にリスキーな行為として,テレビドラマやマンガではステレオタイプ化されている。
実際に授業中にやるのは褒められた行為ではないし,筆者にも経験はないのだが,一度はしてみたかったこの早弁を思う存分楽しめるのが,本日紹介する「早弁少女」(iOS / Android)だ。主人公は花の女子高生(古),思春期も食欲も真っ盛りだ。
iOS版「早弁少女」ダウンロードページ
Android版「早弁少女」ダウンロードページ
ルールは非常にシンプルで,先生が黒板を見ている間に画面下にある「たべる」ボタンをタップし,画面上部の「箱」のカウントを増やしていくというものだ。1タップにつき1箱加算されるので,ひたすら連打していこう。
ただし,先生はずっと黒板のほうを向いているわけではない。「!」が表示されて振り向いたときに,食べているのが見つかると怒られてしまい,即ゲームオーバーとなってしまう。
これをやり過ごすには,「たべる」アイコンの隣にある「かくれる」アイコンをタップしよう。さも真面目に勉強しているかのように,「(`・ω・´)キリッ」とした表情でやり過ごせる。
どれだけいいスコアを出しても,途中で先生に見つかってしまうとすべて水の泡 |
自分のベストスコアを閲覧できる機能もある |
なお,「かくれる」ボタンをタップできる回数には制限があり,10回押した時点でゲーム終了となる。つまり,先生が10回振り向く間にどれだけ早弁できるかという勝負なので,ハイスコアを狙うには鬼の連打力が求められるのである。
アツくなりすぎると広告を誤タップしやすいのが困りモノだが,ルールが単純だけに,ついつい夢中になってプレイしてしまう。連打力に自信のある人や早弁欲求を思う存分満たしたいという人は,この作品をプレイして,弁当を超音速で吸い込み小規模なソニックブームが起こしていただきたい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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