「Killing Floor 2」のリリースを控え，ゲームの前日譚を語るドキュメンタリー風実写映像が公開

　2014年末にラスベガスで開催されたイベント「PlayStation Experience」においてPlayStation 4版の制作が電撃的に発表された「Killing Floor 2」（PC/PlayStation 4）は，ゾンビ風クリーチャー“ゼッド”がヨーロッパ中に蔓延し，文明の崩壊に瀕した世界を背景に，最大6人のプレイヤーが生き残りをかけて戦うCo-opメインのFPSだ。
　熱狂的なファンを獲得した「Killing Floor」に続く本作は，ゴア表現にかなりの力を入れており，PS4版は「コンシューマ史上最高のスプラッターが楽しめる」として，ファンの期待も高い。

「Killing Floor 2」公式サイト（要年齢認証）

　ゲームを開発するTripwire Interactiveが新たに公開したトレイラー「Uncovered」は，そんなゼッドがどのように生み出されたのかを物語る，11分にもおよぶドキュメンタリータッチの実写映像だ。
　ゼッドはもともと，遺伝子工学で世界的な影響力を誇る架空の企業Horzine Biotechが作り出したスーパーソルジャーの成れの果て“クロット”を原型に作られたものであり，前作の前日譚となる今回のトレイラーでは，活動家達がHorzineの秘密研究所で行われていることを暴き出そうと潜入する様子が描かれる。


　PlayStationの公式ブログ「PlayStaion.Blog」には，Tripwire Interactiveのアラン・ウィルソン（Alan Wilson）氏のコメントが掲載されており，それによると「このアウトブレイクはなんとか食い止められ，その後も各地にある施設で研究は続けられた」とのこと。ゾンビ映画の傑作，「28日後」のオープニングを思い起こさせる展開で，スプラッター系のゾンビ映画ファンにとっても興味深いはずだ。


　ちなみに，トレイラーで凶暴なクリーチャーを演じているのは，「Killing Floor 2」で12種類すべてのゼッドのモーションキャプチャーのモデルになったスタントマン，ジャカモ・ハービー（Jackamo Harvey）さん。気になる人は，こちらのビデオダイアリーもチェックしておこう。