連載
公園に潜む狼男の運命は? スマホ向けステルスアクション「Werewolf Tycoon」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第733回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
満月の夜に現れる伝説の怪物「狼男」。本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,そんな狼男をモチーフとした「Werewolf Tycoon」(iOS / Android)を紹介する。本作は,プレイヤーが公園に潜む狼男となり,人目に付かないように人間を捕食し,少しでも長く生き延びるという内容のステルスアクションゲームだ。
iOS版「Werewolf Tycoon」ダウンロードページ
Android版「Werewolf Tycoon」ダウンロードページ
ゲームのルールはシンプルで,狼男が力尽きてしまうまでに捕食した人間の数がスコアとなり,ハイスコアを目指すというもの。各ステージには制限時間が設けられているので,時間内にできるだけ多くの人間を食べよう。
狼男は画面内をタップするとその位置に移動し,さらに移動先の近くにいる人間をタップすることで,その人間を丸呑みにする。流血などのゴア表現が一切なく,捕食される人間もどこか人形のような姿をしており,グロが苦手な人向けの配慮もなされている。
人間は,狼男を目撃すると驚いて画面外へと走って逃げ出してしまう。序盤であれば人間の数は少ないが,ゲームを進めていくと人間が増加し,取り逃がすことが増えてくる。そして,取り逃がした人間の数に比例して,次ステージに登場する“カメラマン”の出現数が増加してしまうのだ。
このカメラマンは,狼男を見つけると撮影を行ってくる。写真を撮ったカメラマンの頭上にはフィルムマークが表示され,そのカメラマンを1人でも逃がせば,次のステージに軍隊が呼ばれ,ゲームオーバーとなる。
画面中央にある公園のベンチをタップすると,狼男をベンチの後ろに隠れさせられるので,隠れるタイミングをはかりながら捕食していくといいだろう。
ベンチの後ろに隠れ続ければ軍隊を呼ばれることはないが,そのステージで1人も捕食しなかった場合,狼男は飢え死にしてしまい,この場合もゲームオーバーだ。各ステージの制限時間はかなり短いうえ,タイマー表示などもないため,終了のタイミングが分かりにくい。カメラマンに見つからないよう,早めに1人だけでも捕食しておくといいだろう。
なお,カメラマンはかなり遠い位置にいても撮影してくる。逆側にいるカメラマンに撮影された場合は,まず捕食が間に合わないので,カメラマンが左右に複数いるような状態を作らないように,カメラマンをどんどん捕食していくのも手だ。
うまく隠れつつ目撃者を逃がさないようにすることで,かなり長い時間遊び続けられる本作。狼男に人間が捕食されるというなかなかショッキングな内容のタイトルだが,表現方法などが工夫されているので,誰でも楽しめる作品となっている。
レトロなグラフィックスやサウンド,無心で楽しめる作品などが好きな人はきっと楽しめる内容なので,少しでも気になったという人は,本作をダウンロードして人間狩りを楽しんでみてほしい。
著者紹介:カイゼルちくわ
ゲーム攻略記事を中心に活動するフリーライター。ゲーセンに寝泊まりしたいくらいのシューティング&ガンシューティング好きだが,家に帰ればPCのFPSも遊びたがる。アクションゲームとかわいいキャラにも目がない。
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(C)2014 Joe Williamson
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