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[TGS 2016]硬派な世界観が魅力の爽快スマホアクションRPG「武器よさらば」の情報解禁発表会をレポート
会場には,本作のプロデューサーを務める荒木英士氏,クリエイティブディレクターの孟山嘉起氏,MCの平井善之さん(アメリカザリガニ)が登場し,同作の最新情報を一挙に公開していった。
敵をバッサバッサと切り捨てる爽快感が楽しめる「武器よさらば」 |
キャラクターや武器を集めてレベルアップさせるなど,やり込み要素が充実している |
萌え要素を極力廃した硬派な世界観も魅力。暑苦しい男達が数多く登場するのだ |
なお本作では,ステージ攻略中にキャラクターをチェンジすることも可能だという。パワータイプやスピードタイプなど,性能の異なるキャラクターを使い分ける,戦略性の高さもウリとなっているようだ。
荒木氏によるデモプレイでは,巨大なボス「エニグマ」も登場した。さすがにボスだけあって,やみくもに攻撃しているだけでは歯が立たない。そこで重要になってくるのが「回り込み」アクションである。荒木氏は見事にエニグマの攻撃を回避しまくり,被ダメージを抑えて確実にダメージを与えていたのだが,回り込みを上手く活用できれば,本作におけるボスバトルの面白みはグッと増すことになりそうだ。
本作は徹底した硬派な世界観が魅力となっており,登場キャラクターにも熱い漢が多い。ステージでは主要キャラクターとして,主人公のユウゴ,兄貴分のアキラ,敵キャラクターのアーネスト・オブライエン,矢沢龍道,藤田間平といった面々が紹介されたが,加えて,女性キャラクターのミヅキも披露された。「ミヅキは萌えキャラじゃないの?」という声も聞こえそうだが,荒木氏いわく「萌えではなくセクシー系」とのことだ。
なおユウゴは,一見すると思いっきり悪人ヅラだが,実は情に厚い一面もあるとのこと。一方のアキラは,ユウゴの先輩で冷静なキャラクターらしい。
荒木氏によると,本作はただの勧善懲悪ものではなく,キャラそれぞれに正義があるという。己の正義を信じて戦う男たちのドラマも,本作のウリとのことだ。
ステージのスクリーンでは,怪しいガスマスクを付けた敵キャラクターが次々と紹介されていた。リアルに寄ったキャラクターデザインも,本作の世界観を映し出すための重要なファクターと言えるだろう。
会場やニコニコ生放送のコメントがざわつく中,荒木氏はちょっぴりバツが悪そうに,「やっぱり萌えは必要」とコメント。どうやら開発の途中から考えをあらため,可愛い女性キャラクターを出す方向にシフトしたようだ。
その後,新たなキャラクターとして,リンダ,チサ,サヤカといった可愛い女性キャラクターが次々と発表された。平井さんは,「地下で頑張って開発してたから,反動が来ちゃいましたか」と,開発陣の考えに一定の理解を示していた。
最後に荒木氏は,「開発は順調なので,製品版のリリースまでもう少し待っていてほしい」とファンにメッセージを送り,イベントを締めくくった。
4Gamer「東京ゲームショウ2016」特設サイト
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(C)Wright Flyer Studios,inc.
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