プレイレポート
美少女刑事が麻雀牌で悪を討つ! 爽快感を追求した麻雀バトルゲーム「スケ雀刑事」を一足早く遊んでみた
今回4Gamerは,2016年1月予定の正式サービスに先駆けて,開発中のブラウザ版を先行プレイする機会が得られたので,その一風変わったゲーム内容をプレイレポート形式でお届けしよう。
「スケ雀刑事」公式サイト
「スケ雀刑事」事前登録ページ(ブラウザゲーム版)
「スケ雀刑事」事前登録ページ(スマートフォン版)
麻雀牌を投げつけて戦う新感覚麻雀バトルゲーム
本作は,プレイヤーが女の子たちを率いて悪の組織と戦う“麻雀バトルゲーム”である。取材時に話を聞いたスタッフによると,「一般的な麻雀でストレスを感じてしまう部分を根こそぎ取り払い,爽快感溢れるゲームプレイを実現している」とのことだ。
麻雀をベースにしていながら独特なシステムが多く,本作ではプレイ中に対局相手が登場しない。そのためほかの人に上がられる心配をせずにマイペースで役を作り込めるし,そもそも“鳴き”や“ロン”といったルールも省かれている(自分が上がるときはツモのみ)。
対局相手はいないものの,攻撃対象としての敵は存在しており,時間経過に応じて前方に敵が出現し,こちらに迫ってくる。敵が眼前まで来ると攻撃を受けてしまうので,そうなる前に捨牌を投げつけて蹴散らすのだ。次々と牌を引いては敵に投げつけるという本作のバトルシステムは,ある意味ガンシューティング系のゲームに近いが,これが麻雀と融合したことで,なんとも不思議なプレイフィールを味わえる。
ゲームのもうひとつの大きな特徴は,複数の女の子によるチーム(女の子カードによるデッキ)を編成して麻雀に挑む点だ。女の子は萬子/筒子/索子/字牌の4属性に分かれているほか,それぞれ最大3枚の特定牌を配牌時に仕込める(いわゆる“積み込み”)。
能力が高い女の子は,対子/順子/暗刻などを仕込めるので,同じ属性で固めることで,たとえば“配牌時に清一色(チンイツ)のイーシャンテン”といった状況を作ることも不可能ではないのだ。
また,女の子によって異なる“必殺技(アクティブスキル)”が使用できるのも面白い。プレイ中は,「配牌を交換」「ツモの回数を増やす」「カンを行うとドラが必ず乗る」「海底ツモがもれなく上がり牌になる」「投げつける捨牌の攻撃力がアップ」などといったスキルの応酬が発生し,色々な意味で普通の麻雀ゲームにはない展開が楽しめる。
各地で捜査を行って悪の組織“紫怨”を撲滅せよ
本作のバックグラウンドストーリーについても紹介しておこう。「スケ雀刑事」の世界では,“紫怨(しおん)”なる悪の組織が各地で犯罪を行っている。治安が急速に悪化する中,プレイヤーは紫怨に対抗できる能力を持った少女たちをスカウトし,警視庁所属の“スケ雀刑事(すけじゃんでか)”として育て上げ,撲滅に乗り出すことになる。
ゲームはステージクリア型で進行していく。大まかな流れとしては,雑魚ステージをクリアして,事件の証拠品をドロップアイテムとして獲得。そして十分な証拠品が集まったら,紫怨の幹部キャラクターが待ち受けるボスステージに挑戦だ。
ボスステージでは,ボスが麻雀牌を投げつけてくるなど,雑魚ステージとは少し違ったギミックが用意されている。「満貫以上で上がれ」といった“逮捕条件”がそれぞれ定められており,これを満たせば見事クリア。プレイヤー率いるスケ雀刑事たちは最初のエリア“渋谷”を皮切りに,全国各地を捜査しながら,紫怨の犯罪に立ち向かっていくのだ。
なお,女の子のキャラクターカードは,主にゲーム内のガチャを通じて獲得できる。各カードには,前述した配牌傾向や必殺技のほか,HPや攻撃力といったパラメータが設定されている。レアリティの概念や強化/合成システムも存在するが,このあたりは一般的なカードゲームに近いのでイメージしやすいだろう。
ちなみに,高レアリティ(★4以上)の女の子カードはボイスが収録されているほか,「Live2D」によるアニメーション処理がなされているので,そういった点にも注目してほしい。
東雲万紀(16歳) CV.佐倉綾音 属性:萬子/性格:熱血元気娘 |
丸山みなみ(14歳) CV.中原麻衣 属性:筒子/性格:ふんわり天然お嬢様 |
竹井西里奈(18歳) CV.植田佳奈 属性:索子/性格:浪速のギャンブラー |
北方字美(26歳) CV.桑谷夏子 属性:字牌/性格:冷静沈着大人の魅力 |
プレイ後の感想としては,一般的な麻雀とは異なる部分が多いため最初は戸惑ったのだが,これはこれで独特の魅力がある。
たとえば,本作の麻雀は一人打ちなので,牌を引ける機会が単純計算で4倍になる(四人打ちと比べて)。配牌時の仕込みや必殺技を考慮するまでもなく,一局の中で自分が上がれる確率は相当高いのだ。
また,一般的な四人打ち麻雀の場合,次の牌を引くまでの待ち時間をもどかしく感じる,せっかちな人もいるだろう。その点本作では,自分が捨牌を切った直後に次の牌を引いてくるので,ゲーム中のテンポは非常にスピーディだ。その気になれば,押し寄せてくる敵に対してマウスクリック連打で,マシンガンのように捨牌を投げつけられる。
必殺技は要するに“イカサマ技”なのだが,そもそも対局相手がいない本作では気兼ねなく使える印象。手段を選ばずにドでかい役をガンガン上がれるゲーム展開には,普通の麻雀では決して得られない爽快感があった。
Hot&Coolの麻雀バトルゲーム「スケ雀刑事」は,本日より事前登録受付がスタートしている。麻雀経験者や本稿に掲載した女の子が気になった人,そしてLive2Dの動きっぷり(揺れっぷり)が気になる人はぜひ登録を行っておこう。
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