真の敵はプレイヤーメイドのステージ？ スマホ向け迷路ゲーム「カチッ！ 世界の中心で回る」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第1051回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向けアプリ「カチッ！ 世界の中心で回る」（iOS / Android）を紹介しよう。

ダウンロードは無料でアプリ内課金もなし。画面の一部に広告が表示される

「カチッ！ 世界の中心で回る」ダウンロードページ

「カチッ！ 世界の中心で回る」ダウンロードページ

　本作は，ステージに転がる白い玉をうまくスイッチ（ゴール）まで誘導するという内容の迷路ゲームだ。画面の左/右をタップすると，タップした方向にステージが回転し，傾き具合に応じて白い玉が転がるようになっている。白い玉をステージの外に落とさないように，慎重にプレイしよう。

昔，こういったゲームを駄菓子屋で遊んだ記憶が呼び起こされる

　ステージは140種類が用意されているが，1ステージあたり数十秒でクリアできるので，ちょっとした空き時間でもお手軽に楽しめる。ちなみに先のステージは，開放されている5種類のうち3種類をクリアすると，新たに5種類が開放されるという仕組みになっており，順番にすべてをクリアする必要はない。どうしてもクリアできない場合は，諦めて別のステージに挑戦してみるといいだろう。

　中盤以降のステージでは，スイッチまでの進路を妨害するオブジェクトが出現するようになり，序盤に比べると難度が急激に高くなる。「あともうちょっと」なところで白い玉がスプリングに跳ね返されてステージから落ちてしまうなど，予期せぬ“事故”でゲームオーバーを迎えること請け合いだ。

白い玉と同様に転がる黄色い玉やブロックはとくに厄介

　通常のゲームモードだけでなく，オリジナルのステージを作成してアップロードできる「世界をつくる」モードも用意されている。アップロードされたステージは，クリア人数や作成日，プレイ人数などによって「新作」「人気」「激ムズ」といったカテゴリに分けられ，ネットを介してほかのプレイヤー達が挑戦できるようになっている。
　なお，オリジナルステージのアップロードには，作成者自らが「テストプレイ」でクリアする必要があるので，クリア不可能なステージが公開されることはない。

ほかのプレイヤーが作成したステージを「お気に入り」ボタンでマイリストに追加することもできる

　通常のゲームモードで全ステージクリアを目指したり，世界をつくるモードでプレイヤーメイドのステージを攻略したり，あるいはステージ作成に精を出したりと，シンプルなゲームながら十分な遊び応えがある「カチッ！ 世界の中心で回る」。興味が湧いた人はぜひプレイしてみてほしい。

ステージクリア時にもらえるポイントで白い玉の見た目をサッカーボールやドーナッツに変更できるが，「顔」（SS右）はちょっと不気味……

著者紹介：トリスター/目代将規
　ゲームやアニメの書籍企画，編集，シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや，一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。

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