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Supercell,「クラロワリーグ」と「プロ制度」を発表。eスポーツへの本格参入が表明された説明会をレポート
日本が所属する「クラロワリーグ in アジア」は,2シーズンで総当たり戦を約140試合行い,優勝チームがプレイオフ(世界一決定戦)へと進出する。
選手として参加するには,Supercellが定めた4つのプロチーム(GameWith,Gzブレイン,DetonatioN Gaming,PONOS sports)のいずれかに所属する必要があり,プロ選手になるには,特定の条件を満たしたうえで,リーグ参戦チームからスカウトされなければならない。
なお,各チーム最大2名まで,20勝チャレンジ未達のプレイヤーを「特別選手」として所属させることも可能とのことだ。
■スケジュール
- 3月14日〜18日:クラロワリーグ20勝チャレンジ
- 3月下旬〜4月上旬:オンライン大会,プロ選手選考会
- 4月下旬:プロ選手&所属リーグの発表
- 4月下旬:1stシーズン開幕
- 8月:2ndシーズン開幕
- 冬:世界一決定戦
クラロワリーグの説明が終わったところで,リーグ参戦チームのオーナーがそれぞれ挨拶を行った。
GameWithの重藤優太氏は「プロゲーマーの品格を上げられるようなチームにしたい」と述べ,Gzブレインの目黒 輔氏は「負けてはいけないという鉄の掟に従って常勝軍団になりたい」と話した。
また,PONOS Sportsの板垣 護氏は「ゲームが上手いのはすごいこと,そして意味のあることだということを示すきっかけになれば嬉しい」と語り,DetonatioN Gamingの梅崎伸幸氏は,「日本はもちろん,世界でも戦える姿を見せたい」と意気込んだ。
最後に殿村氏への質疑応答が行われ,発表会は幕を下ろした。質疑応答の様子は以下にまとめたものをチェックしてほしい。
――JeSU(日本eスポーツ連盟)に加盟しますか。
殿村氏:
今のところ加盟の予定はありません。
――発表会の資料にアジア地域(中国を除く)とありますが,中国の扱いはどうなるのでしょうか。
殿村氏:
中国のeスポーツは独自の進化を遂げているため,公平性を保つ目的で独立したリーグとして発足する予定です。
――今回はチームでの世界一決定戦とのことですが,個人での世界一決定戦は行われないのでしょうか。
殿村氏:
今回はチームでの世界一決定戦のみとなります。
――日本のゲーム大会には賞金の上限があると思いますが,今回の大会に関しては法的な問題はないのでしょうか。
殿村氏:
そこには触れないように,賞金という形で支払うことはありません。ただ,チームには一律の助成金と,成績に応じたボーナスを支払うという形で進めさせていただきます。
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(C) 2016 Supercell Oy
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