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汚職を重ねて“退職金”を貯め込め。悪徳警察署長の姿を描く社会派アドベンチャー「This is the Police」が7月28日にリリース
「This is the Police」の舞台は,汚職や犯罪に溢れる架空の都市フリーバーグ。主人公である定年間際の警察署長ジャック・ボイドは,半年後に迫った退職を前に50万ドルを貯め込むことを決意し,メディアなどに嗅ぎ付けられないよう細工しながら,さまざまな汚職に手を染めていく。
腐っても警官である以上,ジャックが直接的な犯罪を行うことはないようだが,犯行を見逃したり,隠蔽の手助けをしたりといったことは当たり前。悪徳政治家や大企業,宗教関係者に至るまで,利権を抱えるさまざまな勢力の要望にも応えていく。フリーバーグの街ではマフィア組織による殺人や麻薬犯罪が激化しているため,社会的な突き上げにも対処していかなければならない。
緊急事態にどう対処するか,やる気のない警官たちをどう働かせるか,そしてライバルになると思われる市長と手を結ぶのか,それとも対峙するのか……など,プレイヤーの選択によって,ストーリーが大きく変化するようだ。
ゲーム内の資料を読んだり,会話を選択したりといった語学力も必要になりそうな「This is the Police」だが,残念ながら今のところは英語,ドイツ語,ロシア語のみのサポートになっている。価格も発表されていないが,他の作品とは大きく異なる社会派ドラマが楽しめそうで,続報に注目したい作品だ。
「This is the Police」公式サイト
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This Is the Police
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