「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」の最新トレイラー公開。固有建造物としてスフィンクスが新たに加わるエジプト文明を詳しく紹介

　「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」の発売時に用意される18種のプレイアブル勢力の1つ，エジプト文明を紹介する新たなトレイラーが公開された。

「シドマイヤーズ シヴィライゼーション VI」公式サイト

　「シドマイヤーズ シヴィライゼーション III」以来，メインストリームでは久々の登場となるクレオパトラをリーダーに，固有ユニットとしては，序盤の戦闘で優位性を確保しやすい，おなじみのチャリオットが登場する。今回は，古代エジプト語で勇士を意味する言葉を使って，マリャンヌ戦車弓兵（Maryannu Chariot Archer）というユニット名になっている。さらに本作の新要素となる固有施設としてスフィンクスが用意されており，宗教や文化などでボーナスが得られる。モニュメントに隣接する形で建設すると，ボーナスがさらに増えるとのことだ。

　文明の特殊能力“イテル”（Iteru）は，川沿いであればディストリクトやモニュメントの建設スピードが大きく向上するという特殊効果が得られる。また，交易にも優れた特性が与えられており，交易ルート1つにつき，相互にゴールドが加算されるのに加え，交易相手はさらに食料も得られるとのことで，ほかの文明でプレイする場合，エジプトがかけがえのない同盟国になりそうだ。


　誰でも知っている，古代文明の代表とも言えそうなエジプト文明だが，シリーズの勢力としては割とマイナーな印象が強かった。公開された情報を見る限り，モニュメントだけに頼るのではなく，交易によってゴールドを得つつ，文化勝利を目指すというパターンが明確にされている様子がうかがえる。残りの勢力の発表も，ますます楽しみになってきた。