ゾイドに乗って近接攻撃を繰り出さない男の子なんているんですか……？　「ZOIDS FIELD OF REBELLION」“格闘キット”のススメ

　タカラトミーのスマートフォン向けアプリ「ZOIDS FIELD OF REBELLION」（iOS / Android：通称ゾイドFOR）は，MOBA（Multiplayer Online Battle Arena）ライクなゲームシステムを採用した，ゾイド乗り達による4対4の対戦が楽しめるタイトルだ。

　これまで4Gamerは，初期所持のゾイド「コマンドウルフ」の“正しい運用法”や“ロール”の概念，そして“デストロイヤー”の立ち回りなどを，ゲームの攻略情報として取り上げてきた。第4回となった今回は“格闘キット”タイプのウエポンにフォーカスしてみよう。

ゾイドによる近接攻撃に憧れない男の子なんていません

　ゾイドに搭載することで，近接攻撃を繰り出せるようになる格闘キット。数種類が存在する中でも「量産型近接用格闘キット」と「高精度近接用格闘キット」の2つは，どのゾイドにも搭載できる汎用性の高いウエポンだ。

SRの格闘キットは，そのレア度に相応しい性能を誇るが，いずれも特定ゾイド専用のもの。最高レアリティかつガチャの排出品となっており，入手難度が高いので，本稿では量産型＆高精度近接用格闘キットをメインに紹介している

比較的入手がしやすい量産型近接用格闘キットと高精度近接用格闘キット。ちなみに量産型も高精度もレアリティは同じRだが，後者のほうが攻撃力と攻撃範囲が優秀だ。むろん優秀に越したことはないが，とはいえ実際の使用感でいうと誤差。量産型と高精度のあいだに強さの大きな隔たりはない

　格闘キットは，敵機をロックオンできない緑カラーのウエポンで，高いダメージと強制ダウン効果（中型ゾイドのみ）を敵に与えられる。やみくもに使うと，ただ敵の前に身を晒すだけという危うさも備えているので，使いこなすために練習しておきたいところ。

ダウンしたゾイドは起き上がるまで無敵状態となる。それが敵を助けてしまうという結果につながり，かえってチャンスを逃すこともあるので，格闘キットの使いどころは見極めよう

　LABOメニューの「ウエポン強化」を通じて強化を済ませれば，格闘キットの中で最弱の量産型であっても，小型ゾイドをワンパンで一掃できる強さまで成長する（※）。

※イベントによって小型ゾイドのHPは変わる場合がある。

　強化を済ませた格闘キットは，小型ゾイドを処理する場面で役立つのはもちろん，厄介な敵デストロイヤーをうまくダウンさせて，その追跡から逃れるといった使い方も有効だろう。
　反対にこちらがデストロイヤーを運用するなら，格闘キットの高い攻撃力が敵プレイヤーゾイドの撃破に一役買ってくれる。

格闘キットは，要所で小型ゾイドを一掃したり，敵デストロイヤーの追跡を妨害したりと，使い方次第でゾイド乗りの立ち回りが劇的に変わる面白いウエポンだ

格闘キットも，そのほかのウエポンの例に漏れず，発動後は一瞬の硬直時間が発生する。無計画な多用は控えたい

　3個までという貴重なウエポン搭載枠の1つを，格闘キットで埋めるかどうかはゾイドとプレイヤーの戦術次第だが，どのロールのゾイドに搭載しても役立つことには違いない。とくにゲームを始めたばかりの人は，ゾイドもウエポンも充実していないと思うが，もし量産型あるいは高精度格闘キットを持っているなら，アセンブリに組み込むことを検討してみてほしい。

SRの格闘キットは，デストロイヤーのゾイド専用のものが多めだ。画面写真はお気に入りのマイゾイド，ブレードライガー

　以上，第4回では格闘キットにフォーカスを当ててみた。

　なお，ゲーム内では「砂漠」ステージが8月9日までの期間限定で公開されている。砂漠は，従来のステージと比べて見た目だけでなく，遮蔽物となる壁（荷電粒子砲などは貫通）が設置され，戦術的にも面白い地形となっている。こちらも合わせて注目してほしい。

砂漠は従来のステージと比べて見た目だけでなく，遮蔽物となる壁がブッシュの代わりに設置されているなどの違いもある

コマンダーのロールには，新たなゾイド「シャドーフォックス」が追加されている。黒を基調とするカラーリングと，俊足が特徴（関連記事）

「ZOIDS FIELD OF REBELLION」公式サイト

「ZOIDS FIELD OF REBELLION」ダウンロードページ

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