エクスぺリエンスのホラーADV「死印」が本日発売。順次配信となるアップデートパッチの情報が公開に

　エクスペリエンスは，PlayStation Vita用ホラーアドベンチャーゲーム「死印」を，本日（2017年6月1日）発売した。価格は，パッケージ版が4800円で，ダウンロード版が4000円（共に税抜）。CEROレーティングはD（17歳以上対象）となっている。

　本日はソフトの発売に合わせて，死印に向けたアップデートパッチの配信に関する情報が公開となった。
　パッチの第1弾としては，“進行不能バグ”を解消するためのものが明日（6月2日）より配信。第2弾としては，体験版のフィードバックを基にした機能追加や各種調整を含むパッチの配信を，6月中旬に予定しているという。後者は“鋭意開発中”のため，配信時期については確定し次第，告知するとのことだ。

　死印（読みは「しいん」）の舞台は，「体にまるで噛まれたような痣“シルシ”が刻まれ，原因不明の死を遂げる」という怪奇事件が発生した東京都H市。記憶を失ったプレイヤーは，同じ死への宿命を背負った「印人」（読みは「しるしびと」）と共に，言葉を話す美しい西洋人形「メリイ」の助言を得つつ呪いから生き残る道を探す。「剣の街の異邦人」や「デモンゲイズ」シリーズでダンジョンRPGメーカーとして高い評価を得てきたエクスペリエンスが挑戦する，新境地となるタイトルである。

　なおPlayStation Storeでは，本作の第1章をまるごと遊べる体験版が配信中だ。「興味はあるけど……」という人は，まずはこの体験版で雰囲気をチェックするといいだろう。

「死印」公式サイト

【アップデートパッチ】

《第1弾》

配信日：2017年6月2日(金)

• ゲームが進行不能になる不具合を修正しました。
ゲーム２章のＨ城樹海「ふれあい歩道 最奥」の養蜂箱の光るポイントを調査し、「探る」でアイテム「バール」の入手を行わずに調査を終了すると、ポイントが消えて「バール」が入手不能となります。パッチ適用後は、未入手で調査を終了してもポイントが消えずに「バール」を入手できるようになります。また既に進行不能状態でも、ポイントが再出現するようになります。

• 一部ユーザビリティの向上を行いました。
一部の光るポイントの調査時の詳細調査（「見る」「探る」「道具」）後に、行動選択へ戻って再行動できるようにしました。

• 何点かの背景やキャラクターのデータをブラッシュアップしました。
• ゲーム内の状況や設定に対して不自然なメッセージを調整しました。
• いくつかのメッセージの誤字、脱字を修正しました。

《第2弾》

配信日：2017年6月中旬配信予定

体験版をプレイして頂戴したご意見をもとに、より快適に遊んで頂く為のパッチとなります。

［配信予定内容］

• シナリオメッセージのバックログの表示機能の追加
• メッセージのオートスキップ機能の追加
• シナリオメッセージの視認性向上
• 怪異スポット移動時の速度向上
• 『デッドリーチョイス』発生時の演出時間の調整

など