連載
自動戦闘をコマンドで制する。Android向けバトルシミュレーター「自動戦闘コマンドロイドII」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1652回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,Android向けバトルシミュレーターゲーム「自動戦闘コマンドロイドII」を紹介しよう。
「自動戦闘コマンドロイドII」ダウンロードページ
本作のバトルでは,事前に“ロボットがどのように動くか”のコマンドを設定していく。コマンドには「移動」「索敵」「攻撃」などがあり,プレイヤーはこれらを細かく組み合わせて,自動戦闘を制していく。
ゲームを開始すると,プレイヤーにはミッションが提示される。ミッションには敵機の性能に関するコメントが書かれているので,それに合わせて自機にコマンドを入力していこう。敵機のHPが高ければ攻撃を多めに,敵機の攻撃力が高ければ回避を重視するなど,戦略をコマンドで再現できるかが腕の見せ所だ。
自機にはメインコマンドのほかに,特定の条件下で発動するサブコマンドを組み込むことができる。サブコマンドは,敵機との距離や角度が条件に当てはまったときに発動するもので,これを使うと「敵機と接近した場合は攻撃の手数の増やす」など,動きのバリエーションを増やせる。
自機の性能をチューニングすると,攻撃力,スピード,最大HPの値が変化する。パラメータはいずれかの値を上げると,ほかの値が下がるようになっているので,HPは低いが攻撃とスピードに優れた“攻撃特化”,スピードは遅いが最大HPの高い“壁役”など,さまざまなカスタムが生まれる。
また,バトルには複数機のロボットを投入できるので,攻撃特化機と支援機でチームを組むなど,各機体に役割を与えるのも重要である。
ミッションを順にクリアしていくと,自然とゲームに対する理解が深まっていく本作。自分の思い描いたとおりに戦って勝てたときは非常に気持ちいいので,プログラミングや知能バトルが好きな人にオススメしたい1本だ。
著者紹介:オクムラワタル
平成生まれのゲーム野郎。ファミコンとともに幼年期を過ごし,ゲームによって育てられた存在。ジャンルを問わずゲームを愛しており,FPSから恋愛シミューレーションまでなんでもいじる。ちなみに説明書は読まない派である。
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